合同分科会 2020年度会合 「ニュー・ノーマルが描く世界のリデザイン」
| 日時 | 2021年1月20日(水) 分科会 13:30~18:00 (受付13:00~) |
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| 開催方法 | オンライン開催(ZOOM 予定) |
| 参加対象 | SS研会員機関にご所属の方 |
| 参加費 | 無料 |
| 参加申込み | 開催済 |
| その他 | 本会合は、2020年度冬イベント(19日:BoF、20日:システム技術分科会、合同分科会、21日:教育環境分科会、科学技術計算分科会)の一部です。 |
開催趣旨
2020年度のSS研合同分科会のテーマは「ニュー・ノーマルが描く世界のリデザイン」とする。
COVID-19により、生き方や社会がこれまでとは変わらざるを得なくなってきた。
安全性・安心性から求められている生活様式変革の中で、DXが急速に進むとともに様々なICTツールがより利便性の高いものへと成長を続けている。それは、ボーダレスやダイバーシティを目指す社会に向けた社会インフラとしても有効であろう。
と同時に、これまでとは異なった社会活動のあり方は我々を豊かに・幸せにしてくれるのだろうか?
本企画が、変わりゆく生き方や社会について考える機会になれば幸いである。
プログラム(敬称略)※予告なく変更する場合がございます。予めご了承下さい。
【公開可能な資料のみ会合後に掲載予定】
| Session1 [司会]立川 智章 (東京理科大) | |
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| 13:30-13:40 |
会長挨拶
岡村 耕二(九州大学情報基盤研究開発センター)
開催趣旨説明
野田 茂穂 (理化学研究所)
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| 13:40-14:30 講演 40分 Q&A 10分 |
特別講演
オンラインにおける合理的配慮について
-これからの教育はどうなる?- 坂井 聡 (香川大学) プロフィール
新型コロナウイルスの感染拡大は教育現場にも大きな影響を与えた。香川大学教育学部附属坂出小学校では、全国に先駆けてオンライン授業を5月の連休明けから開始した。そこで教員が感じたのは、ICT活用の威力である。オンラインだと積極的に授業で発言する児童が多かったからである。このことは、不登校傾向のある児童にも学習の機会を提供することになる。また、学習スタイルも集団学習から個別学習への転換も考えていく時期も来るのではないかと思われる。 特別支援教育,インクルーシブ教育 ICT,オンライン授業,ICF
プレゼン資料(1/20版)(PDF:2.5MB)
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| 14:30-14:35 | 休憩(5分) |
| 14:35-15:25 講演 40分 Q&A 10分 |
特別講演
Society5.0の実現に向けたまちづくり
~「スマートシティ会津若松」の取組とビジョン~ 鵜川 大(会津若松市)プロフィール
会津若松市では、平成25年に「スマートシティ会津若松」の推進を掲げ、ICTをさまざまな分野で活用することで、市民生活の利便性向上をはじめ、ICT関連産業の集積による新たなしごとづくりや雇用の創出に資する取組を推進してきた。重要なキーワードの一つは「標準化」である。本市のこれまでの取組や成果と、本市がICTの活用により思い描く「豊かな社会」、「会津若松モデル」の他地域への横展開による今後のビジョンなどを紹介する。 スマートシティ,ICT,都市OS(標準化),東京一極集中の是正,豊かな社会
プレゼン資料(1/20版)(PDF:6.1MB)
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| 15:25-15:30 | 休憩(5分) |
| 15:30-16:00 報告 30分 |
BoF (Birds of a feather) 報告
・withコロナ時代の研究・教育 ~どうしたんだ、どうすりゃいいんだ~ 前日に開催されましたBoFの報告をビデオでご紹介いたします。
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| 16:00-16:05 | 休憩(5分) |
| Session2 [司会]山田 久仁(富士通) | |
| 16:05-16:55 講演 40分 Q&A 10分 |
特別講演
「宗教と現代社会」
-東洋思想とWell-being- 川上 全龍(春光院)プロフィール
新型コロナウイルスにより、我々の生活様式は大きな変化を余儀なくされた。不確実性が高まり、今までとは違った日常「ニューノーマル」を模索する動きが広まっていった。その中で特に、人間の「善い」在り方「Well-being」について様々な場所で語られる様になった。しかしながら、この2010年代から国連の世界幸福度報告(World Happiness Report)などで語られているWell-beingは本当に「世界」の幸福度(Well-being)を把握できているのだろうか。日本のWell-beingとは何かについて言及する。 日本,ウェルビーイング(Well-being),東洋思想,哲学,幸福度
プレゼン資料(1/20版)(PDF:1.8MB)
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| 16:55-17:00 | 休憩(5分) |
| 17:00-17:50 講演 40分 Q&A 10分 |
特別講演
瞬間移動サービス「アバターイン」が描く未来
深堀 昂(avatarin株式会社)プロフィール
弊社は、自分の分身のように遠隔操作できるアバターロボットを設置し、インターネットを通じて、世界中のどこからでもロボットを操作し、世界中のあらゆる人とコミュケーションができるアバタープラットフォームを作り、「アバターを、すべての人の、新しい能力にすることで、人類のあらゆる可能性を広げていく」というミッションを掲げ、2020年4月1日にANAホールディングス発の初めてのスタートアップとして設立されました。今回は、我々の技術や目指している未来社会像をお話しいたします。 遠隔操作ロボット,アバターロボット,テレプレゼンス,5G,次世代モビリティ
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| 17:50~18:00 |
閉会挨拶
西村 浩二(広島大学)
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講演者
オンラインにおける合理的配慮について
-これからの教育はどうなる?
香川大学教育学部附属坂出小学校 附属幼稚園 校園長
香川大学バリアルリー支援室 室長
2019年4月 - 現在-香川大学教育学部附属坂出小学校 校長
2017年 - 現在-山形県立保健医療大学 非常勤講師
2015年5月 - 現在- 国立大学法人 香川大学 バリアフリー支援室 室長
2013年 - 現在- 国立大学法人 香川大学 教育学部 教授
2009年 - 2017年国立大学法人熊本大学大学院 非常勤講師
2007年 - 2013年国立大学法人 香川大学教育学部 准教授
2007年 - 2008年国立大学法人高知大学教育学部 非常勤講師
2006年 - 2007年国立大学法人高知大学教育学部 非常勤講師
2005年 - 2007年国立大学法人 香川大学教育学部 助教授
2005年- 香川県立高松南高等学校 非常勤講師
2000年 - 2001年国立大学法人和歌山大学教育学部 非常勤講師
2000年 - 2001年四国学院大学社会福祉学部 非常勤講師
1994年 - 2005年香川大学教育学部附属養護学校 教諭
1999年 - 2000年国立大学法人和歌山大学教育学部 非常勤講師
1986年 - 1994年香川県立香川中部養護学校 教
- 特別支援教育
- アシスティブテクノロジー
- コミュニケーション支習
- 2019年3月国際ユニバーサルデザイン協議会 IAUD国際デザイン賞 金賞
- 2018年10月公益財団法人日本デザイン振興会 グッドデザインアワード
- 発達障害のある子の学びを深める教材・教具・ICTの教室活用アイデア 明治図書出版 2019年12月
- コミュニケーションのトリセツ エンパワメント研究所 2019年12月
Society5.0の実現に向けたまちづくり
~「スマートシティ会津若松」の取組とビジョン~
まちづくりに関する施策の企画や庁内外の調整を担いながら、特にスマートシティ・地方創生担当として、ICTを活用した市民サービスの向上、ICT関連産業の集積などの取組を進めている。
「宗教と現代社会」 -東洋思想とWell-being-
また2008年からは米日財団の日米リーダーシッププログラムのフェローとしても活躍。
著書「世界中のトップエリートが集う禅の教室」(角川書店)