斎川貴嗣
| 「AI vs.教科書が読めない子どもたち」 新井紀子(著)東洋経済新報社 |
| 急速に発達するAI技術に代替されない、我々人類に固有の能力とは何なのか?AIをめぐる俗説に惑わされず、人間の文化的本質を考えるために必読の書。 |
| 「地図から消される街―3.11後の「言ってはいけない真実」」 青木美希(著)講談社 |
| 風化とは、忘れることではなく、見たくない世界から目を背けることではないだろうか。我々が見たくない「フクシマ」の現実を伝えるルポタージュ。 |
| 「地球にちりばめられて」 多和田葉子(著)講談社 |
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ドイツを中心に活躍する優れた作家の想像力は、浅薄な英語賛美や偏狭な母国語愛を超えて、言語そのものへの深い洞察に帰着する。本書は、誰もが移民となる時代において言葉の持つ普遍的な意義を問う。 |