サイバーセキュリティ・情報倫理eラーニング教育の課題解決WG

活動方針

現在、大学ではサイバーセキュリティ・情報倫理eラーニング教育が実用的に行われている反面、その実施のための課題も多い。例えば、受講率を向上させる方法、コンテンツの最新化、国際化、多様性の対応は多くの組織で抱えている課題で、また、eラーニング教育と他のICTシステムの連携といった新しい取り組みが模索されている。

本WGでは、これらの課題に対してeラーニング実施者の立場から取り組み、組織で持続的にサイバーセキュリティ・情報倫理eラーニング教育を実施できるための提言を行う。

活動内容

WG前半では、各委員が実践してきたeラーニング教育事例を共有する。大学組織におけるeラーニング教育の課題を解決し、活性化させるために、eラーニング教育の教材提供や確認テストの運用、解析に注力する。従来の教材の見直しや新しい教材のあり方、構成員の理解を確認する上で重要となる確認テストの作成のノウハウや技術、構成員のeラーニング教育受講の進捗を把握する手法等について議論する。

WG後半では、調査した技術と課題・要求との隔たりを整理し、必要とされる課題解決の検討、ならびにeラーニング教育の運用のあり方についてまとめる。最終的に解決すべき課題・要求について、将来の技術動向も検討し提言する。

進め方

活動期間:2年間程度(2019年1月~2020年12月)
会合開催 : 年4回、計8回程度