企画展示”変身譚の世界へようこそ”開催中
9月に入り日が短くなってきましたが、秋の装いに変えるにはまだ厳しい日が続いていますね。夏休みもあと少し。いかがお過ごしでしょうか。
今回の企画展示のテーマは変身譚。譚(たん)は物語を意味します。
変身する物語というとフランツ・カフカの『変身』や中島敦の『山月記』が有名ですが、変身譚は民話や神話として世界中に存在しています。
また、文学作品だけでなく魔法少女や変身ヒーローなど、現代のエンタメにも変身譚の系譜を見て取ることができます。
現在、本学図書館が所蔵する変身に関係する資料を展示しています。
主人公が変身するのはおなじみの動物に限らず植物やただの棒(!)まで!
作品ごとの時代性や地域性の違いも感じてみてください。
それぞれの作品において変身が何を意味するのか、考えるヒントになる資料もご用意しています。
・『文学における変身』(安部公房『デンドロカカリヤ』に言及)
・『人狼変身譚』(内田百閒『件』に言及)ほか
また、いくつかの展示資料に紹介ポップを付けていますので、ぜひ選ぶときの参考にしてください。
たくさんのご来館をお待ちしております。
一部飾りつけを変更しました(2024.9.12追記)。
展示中資料についての補足事項
・視聴覚資料の利用方法(学生)
視聴覚資料(AV資料)は手続きしたうえで館内利用できます。学生証と利用したい資料を持ってカウンターで手続きしてください。
なお、パソコンなどの再生機器やイヤホンはご自分でご用意ください。
・未製本雑誌の利用方法
未製本雑誌は2日間の館外貸出ができます。著作憲法の範囲で複写も可能です。