貴重資料画像データベース「龍谷蔵」がより便利になります!!
~ 新機能追加とジャパンサーチ連携 ~
これまで、本学図書館の貴重資料をはじめとする、多くの資料を公開してきた貴重資料画像データベース「龍谷蔵」(以下、「龍谷蔵」)は、2012年度から本格的に運用を開始して10年以上になり、機能面の更なる充実を図るため段階的な改修計画をすすめています。
新機能の追加や他機関との連携等の新たなサービスに柔軟に対応することを目的に、「龍谷蔵」のサーバを新しくしました。このことに伴いURLを変更しました。
新URL → https://da.www-uf01.ufinity.jp/ryukoku_lib_test/
QRコード
新たな機能
IIIF(トリプルアイエフ)対応
デジタルアーカイブに収録されている画像資料を、相互運用かつアクセス可能とするための国際的な枠組みであるIIIF(International Image Interoperability Framework)対応にしました。
IIIFに対応する画像は作成機関のアプリケーションに制約されず、IIIFに対応した画像ビューア(IIIFビューワ)上で一律に扱うことができるようになります。
「龍谷蔵」では、3種類のIIIFビューワ(Universal Viewer、Mirador、Lime)を採用しています。各IIIFビューワの機能や使用方法等の詳細については「龍谷蔵」の利用案内をご覧ください。
これまで… IIIFに対応すると…
ジャパンサーチとの連携(2023年度より開始予定)
我が国が保有する様々な分野のコンテンツのメタデータを検索・閲覧・活用できるプラットフォームであるジャパンサーチ( https://jpsearch.go.jp/ )と連携することにより、ジャパンサーチからも「龍谷蔵」の資料を検索することができるようになります。
このことにより、「龍谷蔵」の資料と関連する他機関の資料とを比較検討することも容易におこなうことができるようになります。
ジャパンサーチでは、図書館、博物館、美術館、公文書館、大学、研究機関、官庁、地方自治体等の機関が所蔵しているコンテンツを探すことができます。
コンテンツの分野は、書籍・公文書・文化財・美術・人文学・自然史/理工学・学術資産・放送番組・映画など、多岐にわたります。また、検索機能のほかにも、利用者の活動をサポートするための様々な機能が用意されています。機能の詳細については、ジャパンサーチ利用ガイド( https://jpsearch.go.jp/userguide )をご確認ください。
サーバクラウド化による管理・運用面の見直しを行ったことにより、長期間、安定的でより柔軟な運用を実現できるようになりました。
今後、レスポンシブ対応等のデザイン改修や未公開コレクションの追加公開についても検討をすすめていきます。
来・ぶらり67号(2023.3)