2025年10月の記事一覧
2025年度 冬イベント
| 日時 | 2025年12月23日(火) 冬イベント 10:00-18:00 懇親会 18:00-19:00 |
|---|---|
| 開催方法 |
ハイブリッド開催 集合+オンライン開催(Zoom) |
| 会場 |
Fujitsu Uvance Kawasaki Tower(JR川崎タワー) 20階大会議室 |
| 参加対象 | SS研会員限定 ※教育・研究システム分科会についてはCS研/IS研の方も参加可能です。 |
| 参加費 | 会合、展示見学・ランチ:無料 懇親会:500円(当日受付にて申し受けます。) |
| 参加申し込み | 参加申込み 12/18(木)まで |
全体プログラム※予告なく変更する場合がございます。予めご了承下さい。
| 時間 | イベント | 会場 |
|---|---|---|
| 10:00-13:00 | 教育・研究システム分科会2025年度会合
テーマ「大学DXを導くAI活用の羅針盤 ― マネジメント・ガイドライン・倫理」
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M201 |
| 13:00-15:00 | 展示見学・ランチ
10件の展示があります。展示概要につきましては以下をご参照ください。 |
M202 |
| 15:00-18:00 | HPC分科会2025年度会合
テーマ「AIと開発・利用支援の融合 ~人とHPCをつなぐ新基盤~」
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M201 |
| 18:00-19:00 |
懇親会
※会費制:500円(当日受付にて申し受けます)★立食形式の簡易懇親会になります。 |
M202 |
HPC分科会2025年度会合「AIと開発・利用支援の 融合 ~人とHPCをつなぐ新基盤~」
| 日時 | 2025年12月23日(火) 15:00-18:00 |
|---|---|
| 会場 | 場所:Fujitsu Uvance Kawasaki Tower(JR川崎タワー)20階大会議室M201 (住所:神奈川県川崎市幸区大宮町1番地5) ハイブリッド開催 集合+オンライン配信(ZOOM) |
| 参加対象 | SS研会員限定 |
| 参加費 | 無料 |
| 参加申込み | 冬イベントページ の「参加申込み」よりお申込みください。 |
| その他 |
本会合は、2025年度冬イベント(展示、教育・研究システム分科会2025年度会合)の一部です。 |
開催趣旨
近年、AIは人間を支援する道具として幅広い分野で活用が進み、その重要性はますます高まっています。同時に、AIそのものの高度化を実現するために、AI開発を支援する新しい基盤技術やHPC技術も求められています。今回の科学技術計算分科会会合では、この「支援」というキーワードを軸に、AIによるHPC利用支援やプログラム開発支援、さらにAI for ScienceのようにHPC上での科学応用を可能にする高度なAIの開発支援などについて、第一線で取り組まれている講師の方々をお迎えし、これらの支援技術の現状や今後の展望についてお話しいただきます。会合後には講師や参加者の皆様同士が自由に交流できる懇親会も予定しています。AIとHPCが融合する新たな基盤を共に考え、活発に意見交換できる場に、ぜひご参加ください。
プログラム(敬称略) ※予告なく変更する場合がございます。予めご了承ください。
【公開可能な資料のみ会合終了後に掲載予定】
| 14:30- | 受付開始(現地) |
|---|---|
| 14:50- | アクセス開始(オンライン) |
| [司会]佐藤 賢斗 (理化学研究所) | |
| 15:00-15:05 |
開催趣旨説明
南里 豪志(九州大学)
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| 15:05-15:45 講演 40分 |
講演1
「生成AIを援用した主に計算力学プログラミングに関する話題」
三好 昭生 (株式会社インサイト) プロフィール
計算力学分野において生成人工知能を活用したプログラミング手法について紹介する。学習目的の簡単な問題から実用レベルのコード開発まで、ゼロからの新規開発や既存コードの不具合修正・機能拡張における生成人工知能の効果的な活用事例を示す。従来手法との単純比較は困難であるが、技術進歩が急速に進む現状において、開発者に求められる新たな資質や考え方について議論し、計算力学プログラミングの新しいアプローチを提案する。 生成人工知能, 計算力学, プログラミング支援, コード開発, 有限要素法
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| 15:45-16:25 講演 40分 |
講演2
「生成AIが支えるHPC利用支援の新展開」
中村 宜文 (理化学研究所) プロフィール
理化学研究所 計算科学研究センターでは、スーパーコンピュータ「富岳」のユーザ支援に生成AI「AskDona」を活用し、自然対話によるサポートを実現しています。本講演では、RAGと生成AIを組み合わせた支援システムの運用成果と改良点、研究成果閲覧支援を含む応用展開、そしてAIによるHPC利用支援の今後の展望について紹介します。 生成AI, HPC, スーパーコンピュータ「富岳」, 対話型ユーザ支援AI, 研究成果閲覧支援
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| 16:25-16:35 | 休憩(10分) |
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16:35-17:15 講演 40分 |
講演3
「コード生成AIによるHPCアプリケーションのGPU移植」
星野 哲也 (名古屋大学) プロフィール
AI研究の隆盛によりGPUを標準搭載するスーパーコンピュータが一般化し、シミュレーションにおいてもGPUの活用がより一層重要となる一方、CPU向けに開発されたレガシーコードのGPU移植は依然として大きな課題である。この課題を解決し得る有力な方法として、急速に発展しているコード生成AIの活用が挙げられる。本講演では2025年8月に公開された最新のAIモデルであるClaude Opus 4.1を使用したClaude Codeにより、MPI+OpenMPで並列化されたFortranベースの有限要素法アプリケーションGeoFEMを対象にGPU向けコード生成を試みた知見を共有する。 コード生成AI, Claude Code, GPUプログラミング, OpenACC, Fortran
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| 17:15-17:55 講演 40分 |
講演4
「大規模言語モデル「Takane」が拓くHPCの未来」
白幡 晃一 (富士通株式会社) プロフィール
HPC環境におけるAI、特に生成AIの活用が研究開発の新たなフェーズを切り拓いている。本講演では、富士通のエンタープライズ向け大規模言語モデル「Takane」の技術と応用事例を紹介する。材料探索における因果関係の自動説明や、専門業務を支援するAIエージェントに加え、大規模モデルの知識をHPCでの利用に適した軽量な特化AIへ蒸留する最新技術にも触れる。これらの実例を通じ、AIとHPCの連携が拓く研究開発の未来像を展望する。 生成AI, 大規模言語モデル(LLM), AI軽量化, 特化型AI, AI for Science
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| 17:55-18:00 |
閉会挨拶
立川 智章 (東京理科大学)
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講演者
生成AIを援用した主に計算力学プログラミングに関する話題
1982年4月 株式会社間組「ベローズの研究」に従事
1988年7月 日産自動車株式会社「スペースシャトル搭載宇宙機器の構造設計等」に従事
1999年9月 東京大学大学院工学系研究科システム量子工学専攻博士課程修了
1999年10月 株式会社インサイト設立、現在に至る
[研究分野、研究テーマ]
・インタフェース・エージェント、構造有限要素法、粒子法、個別要素法
・可視化技術、高性能計算
・機械学習応用(回帰、分類、次元削減、ベイズ推定)
・自動メッシング、自動粒子生成
・生成人工知能を活用したシステム構築
・生成人工知能を活用した計算力学プログラミング
[所属学会、受賞歴、著書など]
・日本機械学会
・人工知能学会
・日本応用数理学会
・交通工学研究会
・粉体工学会
「安心安全なAI社会の実現に向けて:富士通におけるAI倫理およびAIガバナンスの実践」
2020年10月~2025年3月 理化学研究所 技師
2019年7月~現在 神戸大学大学院システム情報学研究科 客員教授
2013年4月~2019年6月 神戸大学大学院システム情報学研究科 客員准教授
2011年3月~2020年9月 理化学研究所 研究員
2010年10月~2011年2月 筑波大学 研究員
2008年11月~2010年9月 レーゲンスブルク大学 研究員
2005年11月~2008年10月 ドイツ電子シンクロトロン研究所 研究員
[研究分野、研究テーマ]
・高性能計算
・計算素粒子物理学
・性能最適化
[所属学会、受賞歴、著書など]
・日本物理学会
・情報処理学会
「コード生成AIによるHPCアプリケーションのGPU移植」
情報基盤センター
2016年1月〜2022年12月 東京大学情報基盤センター 助教
2023年1月〜現在 名古屋大学情報基盤センター 准教授
・GPUプログラミング
・自動最適化
「大規模言語モデル「Takane」が拓くHPCの未来」
2015年4月 株式会社富士通研究所 コンピュータシステム研究所 入社
2018年10月~2021年3月 株式会社富士通研究所 ICTシステム研究所 シニアリサーチャー
2021年4月~2022年3月 富士通株式会社 ICTシステム研究所 主任研究員
2022年4月~2023年3月 富士通株式会社 コンピューティング研究所 プロジェクトマネージャー
2023年6月~2024年3月 富士通株式会社 コンピューティング研究所 リサーチディレクター
2024年4月~現在 富士通株式会社 人工知能研究所 シニアプロジェクトディレクター
・性能と信頼性を両立する大規模言語モデル・生成AIの開発
教育・研究システム分科会2025年度会合 「大学DXを導くAI活用の羅針盤 ― マネジメント・ガイドライン・倫理」
| 日時 | 2025年12月23日(火) 10:00-13:00 |
|---|---|
| 会場 | 場所:Fujitsu Uvance Kawasaki Tower(JR川崎タワー) 20階大会議室M201 (住所:神奈川県川崎市幸区大宮町1番地5) ハイブリッド開催 集合+オンライン配信(ZOOM) |
| 参加対象 | SS研会員、CS研会員、IS研会員の各機関にご所属の方 |
| 参加費 | 無料 |
| 参加申込み | 冬イベントページ の「参加申込み」よりお申込みください。 |
| その他 |
本会合は、2025年度冬イベント(展示、HPC分科会)の一部です。 |
開催趣旨
いま大学は、デジタルトランスフォーメーション(DX)の潮流の中で、新たな知の創出や教育の高度化に向けた変革を迫られている。その中心にあるのが、急速に進展する人工知能(AI)の活用である。教育・研究の現場では、生成AIをはじめとする新しいツールが急速に普及し、学修支援、研究活動、さらには大学運営の効率化まで、多様な場面での応用が広がりつつある。
しかし一方で、AIを導入・活用するにあたり、マネジメントの不在やセキュリティリスク、ガイドラインの未整備といった課題が顕在化している。教育の質の保証や研究の信頼性確保、学生・教職員の権利保護、さらには倫理的な判断基準の策定など、大学として責任を持って取り組むべきテーマが山積している。
こうした状況を踏まえ、本年度の教育・研究システム分科会2025年度会合(冬イベント)では、「大学DXを導くAI活用の羅針盤 ― マネジメント・ガイドライン・倫理」をテーマに掲げ、AIを大学でどう位置づけ、どう管理し、どのようなルールのもとで活用すべきかを、AIマネジメント、倫理、ガイドラインという三つの視点から、大学におけるAI活用の現在地とこれからの方向性を探る。講演とパネルディスカッションを通じて実践に基づいた知見を共有し、未来の大学DXを切り拓くための「羅針盤」をともに描く場としたい。
プログラム(敬称略) ※予告なく変更する場合がございます。予めご了承下さい。
【公開可能な資料のみ会合終了後に掲載予定】
| 9:30- | 受付開始(現地) |
|---|---|
| 9:50- | アクセス開始(オンライン) |
| [司会]廣瀬 幸 (九州工業大学) | |
| 10:00-10:05 |
開催趣旨説明
藤村 丞(福岡大学)
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| 10:05-10:40 講演 35分 |
講演1
「大学DXをレスポンシブルに実装する
ーELSI(倫理的・法的・社会的課題)の考え方」 岸本 充生 (大阪大学) プロフィール
大学におけるDXは教育・研究・実務のすべてにおいて実践されているが、それぞれが独立に議論される傾向がある。またそれぞれのリスクも異なり、それらへの対処方法も異なってくる。本講演では、新規技術の研究開発から社会実装までのELSI(倫理的・法的・社会的課題)の取組を紹介しつつ、大学DXに焦点を当てて、大阪大学で社会技術共創研究センター(ELSIセンター)が関わったテーマを取り上げ、挑戦と残された課題を紹介する。 ELSI(倫理的・法的・社会的課題), リスク, AI倫理, リスクガバナンス
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| 10:40-11:15 講演 35分 |
講演2
「安心安全なAI社会の実現に向けて:富士通におけるAI倫理およびAIガバナンスの実践」
荒堀 淳一 (富士通株式会社) プロフィール
当社は、AIの社会実装を加速させるエコシステム構築に貢献するために、AIリスク管理をはじめとする組織統制、法規制や業界標準への準拠、産学官を問わない組織横断的な連携、そして社会へのベストプラクティスの共有などの施策を強力に推進している。本講演では、当社が取り組むAI倫理およびAIガバナンス施策の要諦をあらためてご説明するとともに、AIビジネス推進時に直面しがちなAI倫理リスク事例/対策例を取り上げ、AI利活用の未来をみなさまと共に考える場としたい。 AI倫理, AIガバナンス, 法務
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11:15-11:50 講演 35分 |
講演3
「AIの信頼性と倫理をどう担保するか? (ISO/IEC 42001で考えるAIガバナンス)」
山口 和夫 (株式会社日本環境認証機構) プロフィール
生成AIの活用が進む中で、教育・研究の現場でも“どう使うか”だけでなく、“どう管理するか”が問われています。AI技術の急速な進展と社会への浸透に伴い、AIの利活用に関する信頼性・透明性・倫理的課題への対応が求められる中で、AIが示す結果に責任を持つには、どのような仕組みが必要なのでしょうか?本講演では、AIのライフサイクル全体を対象とした国際規格「ISO/IEC 42001」について、わかりやすくご紹介します。 AIガバナンス, リスクマネジメント, AI倫理, 透明性, マネジメントシステム
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| 11:50-12:05 | 休憩(15分) |
| 12:05-12:55 講演 50分 |
パネルディスカッション
「大学DXを導くAI活用の羅針盤 ― マネジメント・ガイドライン・倫理」
ファシリテーター:
木戸 善之 (岡山理科大学) パネリスト: 岸本 充生 (大阪大学) 荒堀 淳一 (富士通株式会社) 山口 和夫 (株式会社日本環境認証機構) |
| 12:55-13:00 |
閉会挨拶
久保田 真一郎 (熊本大学)
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講演者 / パネルディスカッション パネリスト
大学DXをレスポンシブルに実装する
ーELSI(倫理的・法的・社会的課題)の考え方
「安心安全なAI社会の実現に向けて:富士通におけるAI倫理およびAIガバナンスの実践」
AIインテグリティセンター センター長 兼 AI倫理室長
2012年:同社 ビジネス法務部部長
2015年:同社 ワシントンDC事務所長
2019年:同社 デジタルテクノロジー推進法務室長
2022年:同社 AI倫理ガバナンス室室長
2025年:同社 AIインテグリティセンター長
(兼AI倫理室長)(現)
- 総務省AIネットワーク社会推進会議 AIガバナンス検討会 構成員
- 経団連AI活用戦略タスクフォース委員
「AIの信頼性と倫理をどう担保するか?
(ISO/IEC 42001で考えるAIガバナンス)」
認証事業本部 審査部 ISMS技師長
(審査員/セミナー講師)
2017 - 2018 株式会社 NECソリューションイノベータ
2004 - 2018 株式会社 日本環境認証機構
(契約審査員/セミナー講師)
1990 - 2016 株式会社 NEC情報システムズ
1989 - 1990 NEC Electronics社(米国カリフォルニア州)
1982 - 1989 株式会社 NEC技術情報システム開発
- 情報セキュリティマネジメント
- クラウドセキュリティマネジメント
- ITサービスマネジメント
- プライバシー保護マネジメント
- JACB情報技術委員会