カテゴリ:2023年度

BoF 2023年度 BoF "Birds of a feather" 

BoF : 特定のテーマに興味を持つ有志による集会

日時 2023年11月27日(月)16:30~
開催方法

オンライン開催(ZOOM予定)
全体で議論するテーマの話題を視聴した後、ZOOMの機能ブレイクアウトセッションにてグループ分けを行います。各ROOMのコーディネーターの進行でディスカッションを行います。

参加対象 SS研会員限定
参加費 無料
参加申し込み [開催済] 

開催趣旨

「異なる専門分野の人たちや,異なる機関の人たちと知的な交流が行える場」の提供は,SS研の魅力の一つです。  今年も,SS研冬イベントの開催に合わせ,BoF(Birds of a Feather)を開催します.BoFは,SS研の活動の中でも,最も「ざっくばらん」に意見交換,そして,交流のできる場の一つです。  日常の活動や,自分の専門分野の学会では顔を合わすことがない人たちとの出会いと会話は,知的好奇心に新たな刺激を与え,視野を広げ,考えを深めてくれます。  「ちょっと覗いてみようか」で参加できるBoFで,SS研の魅力を堪能してください。

プログラム(敬称略)※予告なく変更する場合がございます。予めご了承下さい。

16:30- 開始
16:30-16:35
開催趣旨説明
高木 亮治 (宇宙航空研究開発機構)
16:35-17:00
25分

話題提供(全体)
「大学教育における生成AIの利用と課題を考える」
話題提供者 村上 正行 (大阪大学)プロフィール
 

2023年に入り、生成AIの開発が急速に進み、普及していることから、教育環境分科会でも「生成AIの教育利用を考える」「生成AIを活用した教育実践の現状と課題」の2つのイベントを行いました。本話題提供では、この2つのイベントで話題となった内容や、国内外における動向、私の所属する組織で作成したWebサイト「生成AI教育ガイド」などについて紹介し、BoFでの議論につなげられれば、と思います。

生成AI,教育利用,大学教育,ELSI
17:00-18:00
60分
グループ分け
各ROOMごとにディスカッション

ブレイクアウトセッションにてグループ分けを行います。各ROOMのコーディネーターの進行でディスカッションを行います。

話題提供者

大学教育における生成AIの利用と課題を考える

lecturer
村上 正行 (Murakami Masayuki)
大阪大学 全学教育推進機構 教育学習支援部 (兼)スチューデント・ライフサイクルサポートセンター 副センター長
専門は教育工学、大学教育学。主に、高等教育における教育データ分析、ICTを活用した教育,FDに関する研究に従事.  1997年京都大学総合人間学部卒業 、2002年京都大学大学院情報学研究科知能情報学専攻博士課程指導認定退学。博士(情報学)。京都外国語大学外国語学部講師、マルチメディア教育研究センター講師、准教授、教授を経て、2019年より大阪大学全学教育推進機構教育学習支援部 教授、現在に至る。2022年大阪大学スチューデント・ライフサイクルサポートセンター 副センター長(兼任)。日本教育工学会代議員、教育システム情報学会理事、日本教育メディア学会副会長、大学教育学会理事。

教育環境分科会 2023年度会合 生成AIを活用した教育実践の現状と課題

印刷用ご案内

日時 2023年10月27日(金) 13:40-17:10
開催方法

ハイブリッド開催 集合+オンライン開催(Zoom)

会場

場所:神戸国際会議場
ハイブリッド開催 集合+オンライン配信(ZOOM)
※新型コロナ感染の状況を踏まえ、参加にあたりましては各自でご判断いただきますようお願いします。

参加対象 SS研会員、CS研会員、IS研会員の各機関ご所属の方
参加費 無料
参加申し込み 開催済み
その他 本会合は、2023年度秋イベント(26日:システム技術分科会合同分科会、27日:科学技術計算分科会、教育環境分科会)の一部です。

開催趣旨

生成AIの普及により、さまざまな場面での活用が進んできています。SS研教育環境分科会では、2023年8月に「生成AIの教育利用を考える」というタイトルでSS研教育環境フォーラム2023を開催し、生成AIの仕組みや教育利用における利点、問題点について議論しました。
 本会合では、生成AIの教育利用についてより具体的に考えるために、語学や工学、教職など様々な分野における教育実践をご紹介いただき、今後の展開と課題について議論していきます。

プログラム(敬称略)※予告なく変更する場合がございます。予めご了承下さい。

【公開可能な資料のみ本ページに掲載】

13:30- アクセス開始
[司会] 松葉 龍一 (東京工科大学)
13:40-13:45
開催趣旨説明
村上 正行 (大阪大学)
13:45-14:15
講演 25分
Q&A 5分

講演1
「生成AIは英語教育に何をもたらすのか?
  ―ChatGPT登場のインパクト―」
金丸 敏幸 (京都大学)プロフィール
 

生成AIの登場によって、高等教育は大きな影響を受けることが予想される。これまでのような授業では、学習者の安易なAI利用によって十分な学習効果が得られなくなる可能性もある。とりわけ日本の英語教育は、教師による指導というあり方から、AIを活用できる自律的学習者の育成へと大きな発想の転換が求められる。今回、AIを活用した自律的学習(AI-Assisted Autonomous Learning: AAAL)という考え方を紹介し、学び続けることのできる学習者の育成という新たな教育観について述べる。

生成AI, 英語教育, 協同学習, 自律的学習, AAAL
プレゼン資料(PDF:524KB)
14:15-14:45
講演 25分
Q&A 5分

講演2
「文系大学のデータ教育と生成AI
 ~これからのデータリテラシー教育~」
中鉢 直宏 (高崎商科大学)プロフィール
 

ChatGPTをはじめとする生成AIの登場は、大学をはじめとする教育界への影響は少なくない。教育現場では、どのように向き合い、既存の教育との折り合いをつけて活用させるか思案を重ねている。生成AIの影響は、データサイエンス教育も同様で、ChatGPTのAdvanced Data Analysis機能や新しい生成AIツールの登場により、生成AIは、データ加工から分析方法の選択、データ分析、グラフなどの視覚化まで可能にした。このことはデータリテラシーレベルの教育へのインパクトが大きい。このような様々な環境変化を踏まえ、新しい教育の在り方を考える。

データリテラシー, 生成AI, 一般情報教育, ChatGPT, データサイエンス
プレゼン資料(PDF:1.7MB)
14:45-15:00 休憩(15分)
15:00-15:30
講演 25分
Q&A 5分

講演3 ※リモート講演
「『学修者本位の教育』を実現させるための生成AIを用いた教職支援とは」
森本 康彦 (東京学芸大学)プロフィール
 

学修者本位の教育の実現には、学修者自身が「何を学び、何ができるようになったか」という視点が大切です。学びの主役は学修者であり、生成AIには、学びを主導する学修者に、タイミングよくナイスアシストをしてくれたり、時にはそっと背中を押してくれたり、何気に誘導してくれたりするeパートナーとしての役割を与えることが必要です。そこで、本講演では、教員養成課程において、学修者本位の教育を実現させるための生成AI活用のあり方やその方法について議論します。

 生成AI活用,eポートフォリオ,学習データ,学習支援,学習評価,教員養成
プレゼン資料(PDF:5.9MB)
15:30-16:00
講演 25分
Q&A 5分

講演4
「学習段階に応じた生成AI利用教育提案」
村上 祐子 (立教大学)プロフィール
 

生成AIの社会受容の進展は急速に進むと考えられるが、分野や地域・機関によって変容の在り方は異なると予想される。教育現場でも学習者のニーズによって異なる内容・教育方法が求められることになる。当講演では高等教育における学習段階による学習項目の提案を行う。

生成AI,情報教育, 高等教育, 科学コミュニケーション
16:00-16:15 休憩(15分)
16:15-17:05
50分

パネルディスカッション
「生成AIを活用した教育実践の現状と課題」
ファシリテーター:
 重田 勝介 (北海道大学)
パネリスト:
 金丸 敏幸 (京都大学)
 中鉢 直宏 (高崎商科大学)
 森本 康彦 (東京学芸大学)
 村上 祐子 (立教大学)
17:05-17:10
閉会挨拶
隅谷 洋 (広島大学)

講演者

「生成AIは英語教育に何をもたらすのか?
  ―ChatGPT登場のインパクト―」

lecturer
金丸 敏幸(Kanamaru Toshiyuki)
京都大学 国際高等教育院 准教授
[略歴]
2001年京都大学総合人間学部卒業、2003年京都大学大学院人間・環境学研究科修士課程修了、2006年同博士後期課程単位取得認定退学。京都大学博士(人間・環境学)。専門は理論言語学・自然言語処理・英語教育。京都大学の新入生全員が利用する英語e-Learningシステム「GORILLA」を開発し、その運用に携わる。著書に、『京大・学術語彙データベース基本英単語1110』(研究社:共著)、『TOEFL ITPRテスト 公式テスト問題&学習ガイド』(研究社:共著)などがある。現在、一般社団法人大学英語教育学会(JACET)理事。英語教育とChatGPTに関する講演・メディア掲載として、「ChatGPTが語学(英語)教育に与えるインパクト」/【第63回】大学等におけるオンライン教育とデジタル変革に関するサイバーシンポジウム「教育機関DXシンポ」(2023/3/29 オンライン開催)、「生成AI、英語学習に見直し迫る柔軟な教え方が重要に」(2023/6/6日本経済新聞)他多数。

「文系大学のデータ教育と生成AI
  ~これからのデータリテラシー教育~」

lecturer
中鉢 直宏(Chubachi Naohiro)
高崎商科大学 商学部 講師
[略歴]
2008年9月-2013年8月 青山学院大学 附置情報科学研究センター 助手
2014年5月-2016年3月 島根大学 教育・学生支援機構教学企画IR室 助手
2016年4月-2021年3月 帝京大学 高等教育開発センター 助教・講師
2021年4月-現在 高崎商科大学 商学部経営学科 講師
[研究分野、研究テーマ]
  • 情報教育学(一般情報教育、データリテラシー)
  • 情報システム学
  • 教育工学
[所属学会、受賞歴、著書など]
  • 情報処理学会
  • 情報システム学会
  • 教育工学会

「『学修者本位の教育』を実現させるための生成AIを用いた教職支援とは」

lecturer
森本 康彦(Morimoto Yasuhiko)
東京学芸大学 ICT/情報基盤センター 教授
[略歴]
専門は教育工学。
 学習院大学理学部数学科卒業後、東京学芸大学大学院教育学研究科修了、修士(教育学)。長岡技術科学大学大学院工学研究科博士後期課程修了、博士(工学)。 三菱電機株式会社情報技術総合研究所勤務の後、広島市立牛田中学校教諭(数学)、千葉学芸高等学校教諭(情報)、富士常葉大学准教授を経て、2009年東京学芸大学情報処理センター准教授、2017年同大学教授。2020年から現職。 エンジニアとして、また、中学校、高校教諭としての経験に加え、教育工学の知見を生かしながら、これからの学校教育に欠くことのできない、先進的な研究に従事している。
[研究分野、研究テーマ]
  • eポートフォリオ
  • eラーニング
  • 初等中等教育におけるICTを活用した学びとその評価
  • 教育AI活用
[所属学会、受賞歴、著書など]
  • 日本情報科教育学会 会長
  • 日本教育工学会 理事
  • 教育システム情報学会2018年度および2020年度論文賞を受賞

「学習段階に応じた生成AI利用教育提案」

lecturer
村上 祐子(MURAKAMI, Yuko)
立教大学 大学院人工知能科学研究科・文学部 教授
[プロフィール]
 立教大学大学院人工知能科学研究科教授。Ph.D (philosophy, Indiana U). 国立情報学研究所、東北大学を経て現職。応用哲学会会長、日本哲学会理事、科学基礎論学会理事、日本科学哲学会理事。電気情報通信学会技術と社会・倫理研究会専門委員、IEEE Society on Social Implications of Technology Japan Chapter.
[研究分野、研究テーマ]
  • 情報哲学・情報倫理
  • 道徳推論体系
  • 科学哲学
[所属学会、受賞歴、著書など]
  • 応用哲学会
  • 日本哲学会
  • 日本科学哲学会
  • 科学基礎論学会
  • 情報処理学会
  • IEEE

科学技術計算分科会 2023年度会合 富岳スペシャル4.0 ~拡がる応用~

印刷用ご案内

日時 2023年10月27日(金) 分科会 9:00-12:40
開催方法 場所:神戸国際会議場
ハイブリッド開催 集合+オンライン配信(ZOOM)
※新型コロナ感染の状況を踏まえ、参加にあたりましては各自でご判断いただきますようお願いします。
参加対象 SS研会員機関にご所属の方
参加費 無料
参加申込み 開催済
その他 本会合は、2023年度秋イベント(26日:システム技術分科会合同分科会、20日:科学技術計算分科会、教育環境分科会)の一部です。

開催趣旨

 「2021年3月に共用を開始したスーパーコンピュータ「富岳」は、利用のすそ野を広げるという当初の構想の通り、様々な研究分野で活用されており、社会実装のフェーズに進んだ応用も見られています。その成果は広範かつ深淵であり、私たちの日常生活にも大きな影響を及ぼしています。SS研では、過去に「富岳スペシャル」、「富岳スペシャル2.0」、「富岳スペシャル3.0」と銘打って、「富岳」の利用技術や応用事例を紹介するイベントを開催してきました。これらのイベントは、科学者、エンジニア、一般市民に富岳の進化とそれがもたらす影響を理解していただくための貴重な機会となってきました。そして今回、私たちは「富岳スペシャル4.0」を開催します。このイベントでは、これまでとは違う新しい応用の事例や、社会実装につながった事例を紹介することで、スーパーコンピュータ「富岳」の現時点の成果を確認するとともに、今後のさらなる拡がりを感じていただく機会にしたいと考えております。

プログラム(敬称略)※予告なく変更する場合がございます。予めご了承下さい。

【公開可能な資料のみ開催後に順次掲載予定】             

Session1 [前半司会]佐藤 賢斗 (理化学研究所)
9:00-9:05
開催趣旨説明
南里 豪志 (九州大学)
9:05-9:55
講演 40分
Q&A 10分
講演
「富岳で迫る太陽風の起源」
飯島 陽久(名古屋大学)プロフィール
 

太陽からは超音速のプラズマ流(太陽風)が定常的に噴出されている。20世紀中盤に発見されて以降、太陽風の起源は宇宙物理学における代表的難問の一つと位置づけられてきた。我々は「富岳」を利用することで、エネルギー源である太陽内部から太陽風加速までを一貫して解くことに成功した。これにより、人為的な仮定を極力排除しつつ太陽風の起源に迫ることが出来る。講演では、その成果の概要を手法面での工夫も交えつつ紹介する。

 太陽, 乱流, 磁気流体力学, プラズマ, 有限差分法
 プレゼン資料(PDF:31.2MB)
            
9:55-10:45
講演 40分
Q&A 10分
講演
「大規模計算とデータ駆動手法による高性能永久磁石の開発」
福島 鉄也(産業技術総合研究所) プロフィール
 

「富岳」成果創出加速プログラム(大規模計算とデータ駆動手法による高性能永久磁石の開発)では、不規則系磁性材料を対象とした大規模物性データベースの構築を通じ、高性能磁性材料の開発を実施した。本発表では、我々がKorringa-Kohn-Rostoker (KKR) グリーン関数法を用いて構築してきた磁気物性データベースの紹介と、それに立脚したデータ解析について発表を行う。

 KKRグリーン関数法, コヒーレントポテンシャル近似, 不規則系, 電子状態, 磁性, スピントロニクス材料, 永久磁石材料
 プレゼン資料(PDF:11.3MB)
            
10:45-10:55 休憩(10分)
Session2 [後半司会]伊達 進 (大阪大学)
10:55-11:45
講演 40分
Q&A 10分
講演
「「富岳」を活用した水まわり住宅設備機器開発のための混相流シミュレーション」
佐々木 一真(TOTO株式会社) プロフィール
 

水まわりにおけるエコ・快適性・清潔性を両立した「サステナブル・プロダクツ」を開発するため、富岳の大規模並列処理を用いてシャワーや浴室における微小水滴や薄膜流れ等の気液混相流を計算する数値モデルを開発した。令和4年度の「富岳」産業課題では数値モデルの計算精度を評価するための検証を行うとともに、開発したフレームワークを実際のシャワー・浴室の製品性能評価に適用することで、「サステナブル・プロダクツ」開発への有効性を実証した。

 富岳,非構造格子,粒子法、流体解析,混相流
 プレゼン資料(PDF:10.6MB)
            
11:45-12:35
講演 40分
Q&A 10分
富士通講演
「スーパーコンピュータ「富岳」と「発見するAI」で、がんの薬剤耐性に関わる未知の因果メカニズムを高速に発見する新技術を開発」
栗原 康志(富士通株式会社) プロフィール
 

遺伝子間の因果関係の構造は、各遺伝子の状態により大きく変動します。薬剤開発や既存薬の再配置においては未知の因果構造を発見することが重要ですが、遺伝子の状態のパターン数は実用的な時間では探索が終わらないほど膨大となっています。そこで、「発見するAI」の条件探索と因果探索を高速化し、スーパーコンピュータ「富岳」上で実行することで、実用的な時間内で組み合わせパターンを網羅的に探索する技術を開発しました。本発表では,「発見するAI」の条件探索と因果探索の高速化について紹介します。

 機械学習, Wide Learning, 因果探索, LiNGAM, A64FX, 高速化
 プレゼン資料(PDF:2.04MB)
            
12:35-12:40
閉会挨拶
藤田 直行 (宇宙航空研究開発機構)

講演者

「富岳で迫る太陽風の起源」

lecturer
飯島 陽久
名古屋大学 宇宙地球環境研究所 特任助教
[略歴]
2016年3月 東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻修了(博士(理学))
 2016年4月 名古屋大学宇宙地球環境研究所 特任研究員
 2019年4月 名古屋大学宇宙地球環境研究所 特任助教 (現在に至る)
[研究分野、研究テーマ]
  • 太陽物理学
 
[所属学会、受賞歴、著書など]
  • 日本天文学会 所属
  • 日本地球惑星科学連合 所属
  • 2021年度HPCI利用研究課題優秀成果賞 受賞

「大規模計算とデータ駆動手法による高性能永久磁石の開発」

lecturer
福島鉄也
産業技術総合研究所 機能材料コンピュテーショナルデザイン研究センター 材料インフォマティクスチーム チーム長
[略歴]
2008年4月 大阪大学産業科学研究所 特任研究員
 2008年11月 ラクイラ大学(イタリア) 博士研究員
 2010年11月 大阪大学大学院基礎工学研究科 特任研究員
 2011年12月 大阪大学大学院基礎工学研究科 助教
 2015年12月 大阪大学ナノサイエンスデザイン教育研究センター
特任准教授
 2019年9月 東京大学物性研究所 特任准教授
 2023年4月 産業技術総合研究所 機能材料コンピュテーショナルデザイン研究センター チーム長
[研究分野、研究テーマ]
  • 第一原理計算
  • マテリアルズデザイン
  • マテリアルズインフォマティクス
[所属学会、受賞歴、著書など]
  • 日本物理学会
  • スピントロニクスのための計算機ナノマテリアルデザイン
  • 人工知能・機械学習・ディープラーニング:関連技術とその活用

「「富岳」を活用した水まわり住宅設備機器開発のための混相流シミュレーション」

lecturer
佐々木 一真
TOTO株式会社 技術本部 技術統括部 CAE技術グループ 主任技師
[略歴]
 2016年3月 横浜国立大学大学院 環境情報学府 情報メディア環境学専攻 修士課程 修了
 2016年4月 TOTO株式会社 入社
[研究分野、研究テーマ]
  • 数値流体力学(気液二相流)
[所属学会、受賞歴、著書など]
  • 第20回計算工学講演会 ベストペーパーアワード受賞
  • 第28回計算力学講演会 日本機械学会 若手優秀講演フェロー賞受賞
  • 第29回数値流体力学シンポジウム ベストCFDグラフィックスアワード受賞
  • 第9回「富岳」を中核とするHPCIシステム利用研究課題 成果報告会
    HPCI利用研究課題優秀成果賞受賞
 

「スーパーコンピュータ「富岳」と「発見するAI」で、がんの薬剤耐性に関わる未知の因果メカニズムを高速に発見する新技術を開発」

lecturer
栗原 康志
富士通株式会社 富士通研究所 コンピューティング研究所 CWB CPJ
[略歴]
 2007年3月 九州大学工学部電気工学科卒業
 2009年3月 九州大学大学院情報科学研究院電気工学専攻修士課程修了
 2009年4月~ 株式会社富士通研究所に入社。現在、Arm HPC向けAIソフトウェアの開発・高速化に従事
[研究分野、研究テーマ]
  • Arm HPC向けAIソフトウェアの開発・高速化
[所属学会、受賞歴、著書など]
  • システム・アーキテクチャ(IPSJ-ARC)研究会
 

合同分科会 2023年度会合 「イノベーション」

印刷用ご案内

日時 2023年10月26日(木) 分科会 13:30~17:45
開催方法

ハイブリッド開催 集合+オンライン開催(Zoom)

会場 場所:神戸国際会議場
集合開催(当日の各講演の配信予定はありません。)
※新型コロナ感染の状況を踏まえ、参加にあたりましては各自でご判断いただきますようお願いします。
参加対象 SS研会員機関にご所属の方
参加費 無料
参加申し込み 開催済
その他 本会合は、2023年度秋イベント(26日:システム技術分科会、合同分科会、27日:科学技術計算分科会教育環境分科会の一部です。)

開催趣旨

 現在、生成AIが大きな注目を集めています。その発展は計算機性能の向上とビッグデータの 増加によって日々加速されています。しかし、社会を変えうる技術は生成AIだけではありま せん。私たちの社会が直面している課題は多岐にわたり、これらの課題を解決するためには単 一の技術だけではなく、様々な技術やアイディアを組み合わせて新たなイノベーションを生 み出すことが必要です。 今年の合同分科会では、「イノベーション」をテーマに、各分野で進められているイノベーシ ョンの芽を紹介します。それぞれの分野でどのような未来(ビジョン)を想定し、そのビジョ ンに向けた現在の行動をバックキャスティングしているかについて触れることで、皆さまの 新たな気付きにつながり、イノベーションの一助となれば幸いです。

プログラム(敬称略)※予告なく変更する場合がございます。予めご了承下さい。

【公開可能な資料のみ会合後に掲載予定】

Session1 [司会]荒井 亮太(富士通)
13:30-13:40
会長挨拶
岡村 耕二 (九州大学情報基盤研究開発センター)
開催趣旨説明
立川 智章 (東京理科大学)
13:40-14:25
講演 35分
Q&A 10分

講演1
環境研究のイノベーション 衛星とサプライチェーンまで
金本 圭一郎 (総合地球環境学研究所)プロフィール
 

 私達の消費は、サプライチェーンを通じて、その消費地とは全く違った場所で様々な環境問題を引き起こしている。しかしながら、今朝飲んだコーヒーが、ブラジルで引き起こした森林伐採や生物多様性の損失をたどることは難しい。本研究では、社会科学と自然科学の共同のために必要なイノベーションの芽を紹介する。

サプライチェーン, 環境問題, 衛星, 消費, 生物多様性
14:25-15:10
講演 35分
Q&A 10分

講演2
福井県に於ける衛星データ利活用の推進
利用事例とシステムのご紹介
山西 康介 (株式会社ネスティ)プロフィール
 

 福井県では「福井県民衛星プロジェクト」と銘打ち、宇宙産業を新たな地域の産業とすべく産学官金が一体となり、プロジェクトに取り組んでいます。福井県民衛星「すいせん」は全国初の自治体主導の超小型人工衛星として2021年の3月22日に無事打ち上げが成功し現在も安定して観測を行っています。当社は富士通さんと共に福井県及び県内の自治体向けに衛星データを利用した地域改題解決型のソリューションを開発・提案しています。本公演では利用例やシステムの内容等をご説明させて頂きます。

衛星データ利活用, 森林, 農業, 河川管理, 防災, 観光
15:10-15:25 休憩(15分)
Session2 [司会]楫 勇一(名古屋大学)
15:25-16:10
講演 35分
Q&A 10分

講演3
我々は宇宙で孤独な存在なのか?
地球外生命探査に向けた試行錯誤
大石 雅寿 (国立天文台)プロフィール
 

生命はどのように始まったのか?この人類の長年の疑問に宇宙的視点から取り組むのが、天文学、物理学、化学、生物学、地球物理学などの学際協力によるアストロバイオロジーである。太陽系外惑星が5000個以上発見され、その中には生命を育む環境もあると考えられている。太陽系内にも地球以外に生命存在の可能性がある。講演では、いつ成功するか分からない、常識にとらわれない発想が必要な地球外生命探査に向けた取り組みをご紹介する。

地球外生命探査, アストロバイオロジー, 非常識な発想, 我々は孤独?, 学際協力
16:10-16:55
講演 35分
Q&A 10分

講演4
デジタルツインによる製造業イノベーション
松尾 裕一 (東京理科大学)プロフィール
 

 デジタルツインは,M.Grievesが2002年にPLMコースでその概念を提唱し,2012年にNASAが宇宙機の寿命予想にはじめてデジタルツインという言葉とともに使ったとされる.2019年にはガートナーが注目ワードの一つに挙げ,最近では,製造業だけでなく建築・土木,防災,ヘルスケアなど様々な方面でデジタルツインという言葉を見聞するようになった.ただ,主にコンセプトが先行し,内容,実態,課題,将来展望などについて興味を持たれている方は多いと思う.我々は,デジタルツインは技術ではなく仕組みや枠組みと捉えており,計測と解析の融合,ITとOTの融合,リアルタイム処理といった新たな技術的側面を炙り出していると考えている.本講演では,イノベーションの材料としてデジタルツインについて製造業の状況や課題・展望を述べるとともに,東京理科大学における教育や人材育成における適用例を紹介する

デジタルツイン, サイバー・フィジカル・システム, IoT, データ駆動, リアルタイム処理
16:10-16:55
講演 35分
Q&A 10分

講演5
量子通信におけるイノべーション
永山 翔太 (慶応義塾大学)プロフィール
 

この講演では、量子コンピュータとその応用領域である量子インターネットに焦点を当てます。量子コンピュータは、単なる高性能計算機以上の存在であり、量子力学に基づいた新たな計算のパラダイムを開拓しています。さらに、これらの量子コンピュータをネットワーク化することで生まれる「量子インターネット」は、遠隔地の量子コンピュータの連携はもちろん、量子センサーデータの効率的な流通や破られることのない暗号システムの実現が期待されています。本講演では、量子情報技術の多面的な魅力を解説するとともに、この学際的な領域が育む多様なサブフィールドについても紹介します。研究開発の最新動向から、未来に向けた展望、さらには世界的な量子情報技術の競争状況についても議論します

量子コンピュータ、量子ネットワーク、量子インターネット、量子情報技術
17:40-17:45
閉会挨拶
野田 茂穂 (理化学研究所)
17:45-18:10 休憩、懇親会準備(15分)
18:10-19:30
懇親パーティ

※会費制:3,000円(当日受付にて申し受けます)

  • 司会:山田 久仁 (富士通)
  • 乾杯:松本 多恵 (総合地球環境学研究所)
  • 歓談
  • 中締め:副会長 高木 亮治(JAXA)

講演者

環境研究のイノベーション
衛星とサプライチェーンまで

lecturer
金本 圭一郎(Kanemoto Keiichiro)
総合地球環境学研究所・東北大学大学院環境科学研究科
[略歴]
東北大学大学院環境科学研究科博士後期課程終了(学術)。九州大学持続可能な社会のための決断科学センター講師、信州大学経法学部講師を経て、現在は総合地球環境学研究所准教授と東北大学大学院 環境科学研究科准教授をクロスアポイントメントで兼任。
[研究分野、研究テーマ]
  • 産業エコロジー
  • 計算サステナビリティ学
  • 環境経済学
  • 産業連関分析
  • ネットワーク分析
[所属学会、受賞歴、著書など]
  • 国際産業エコロジー学会
  • 国際産業連関学会
  • 日本LCA学会

福井県に於ける衛星データ利活用の推進
利用事例とシステムのご紹介

lecturer
山西 康介(Yananishi Kousuke)
株式会社ネスティ システム開発本部 システム開発部 新技術研究開発課 宇宙ビジネスエンジニアグループ マネージャー
[略歴]
2009年神戸大学国際文化学部を卒業。同年、株式会社富士通アドバンストソリューションズ(現 富士通株式会社)に入社し公共系のシステム開発に従事。その後、2014年に同社を退社し、地元福井にUターンし株式会社ネスティに入社。2016年の「福井県民衛星プロジェクト」のスタートに合わせ、同プロジェクトの社内担当に着任。以降福井県内を中心に衛星データ利活用の推進とソリューション開発に従事。
 

我々は宇宙で孤独な存在なのか?
地球外生命探査に向けた試行錯誤

lecturer
大石 雅寿
国立天文台 周波数資源保護室 アドバイザー
[略歴]
1958年青森県八戸市生まれ。青森県立八戸高校卒業。京都大学理学部、東京大学大学院理学系研究科天文学専攻を修了。理学博士。2023年3月に国立天文台を定年退職。専門は、電波天文学、アストロバイオロジー。大学院時代から国立天文台野辺山にある45m電波望遠鏡などを用いて宇宙空間の分子を多数発見。アストロバイオロジーという言葉が発明された頃から、大学院時代から心に秘めていた宇宙アミノ酸の本格的探査に乗り出す。国際天文学連合アストロバイオロジー委員会のpresidentや国際電気通信連合電波天文作業部会の議長を始め、多数の国際役職を務めた。
 

デジタルツインによる製造業イノベーション

lecturer
松尾 裕一
東京理科大学 工学部情報工学科 教授
[略歴]
1989年4月 - 2003年9月 航空宇宙技術研究所
2003年10月- 2020年3月 宇宙航空研究開発機構
2020年4月 - 現在    東京理科大学
[研究分野、研究テーマ]
  • 航空宇宙工学
  • 数値流体力学,計算工学
  • スーパーコンピュータ,並列処理
[所属学会、受賞歴、著書など]
  • 日本機械学会
  • 日本航空宇宙学会
  • 日本流体力学会
  • 日本計算工学会
  • ゴードンベル賞(1996年)

量子通信におけるイノべーション

lecturer
永山 翔太(Nagayama Shota)
株式会社メルカリ R4D(研究開発部) シニアリサーチャー
慶應義塾大学 政策・メディア研究科 特任准教授
[略歴]
専門は量子インターネット。特に、量子エラー訂正符号および量子インターネットアーキテクチャ・通信プロトコル。インターネットの研究室で量子情報処理に取り組み、2017年に博士(政策・メディア)を取得。博士号取得後、エトヴェシュ・ロラーンド大学ニューラル情報処理グループ客員研究員で機械学習に取り組んだのち、2018年4月より株式会社メルカリ研究開発部R4Dシニアリサーチャー。2019年に量子インターネットタスクフォースを立ち上げる。2022年6月より、慶應義塾大学政策・メディア研究科特任准教授を兼務。現職中に内閣官房内閣サイバーセキュリティセンター研究・産学官連携戦略ワーキンググループ委員、2018年度未踏ターゲット事業(ゲート式量子コンピュータ部門)「分散量子計算プラットフォーム」プロジェクト。現在、量子インターネットタスクフォース代表、情報処理学会量子ソフトウェア研究会運営委員を兼任。

SS研システム技術分科会会合2023 AIセキュリティの未来 ~進化する脅威と防御~

印刷用ご案内

日時 2023年10月26日(木) 9:00-12:30
会場 場所:神戸国際会議場
ハイブリッド開催 集合+オンライン配信(ZOOM)
※新型コロナ感染の状況を踏まえ、参加にあたりましては各自でご判断いただきますようお願いします。
参加対象 SS研会員、CS研会員、IS研会員の各機関にご所属の方
参加費 無料
参加申込み 開催済
その他 本会合は、2023年度秋イベント(26日:システム技術分科会、合同分科会、27日:科学技術計算分科会教育環境分科会)の一部です。

開催趣旨

 近年、AIセキュリティへの理解と対策がますます重要となってきている。人工知能(AI)技術は急速に進化しており、 私たちの日常生活やビジネスに革命をもたらし、金融、医療、製造、輸送など、社会のさまざまな分野にAIが活用されている。 しかしながら、この急速な技術進化の中で、セキュリティの状況は大きな変貌を遂げつつある。AI技術の進歩は新たな可能性を 切り拓く一方で、その悪用も拡大するリスクがあることを理解しておかなければならない。AIを悪用する攻撃者は、より高度で 洗練された手法を開発し、私たちのデータやプライバシー、社会の安定性に危険をもたらす恐れがある。 このような状況を踏まえ、本年度のシステム技術分科会 2023年度会合では、AIセキュリティへの理解と対策を深めるために、 「AIセキュリティの未来 ?進化する脅威と防御?」をテーマとし、AIセキュリティに関する最新の情報と知識を共有し、 将来の脅威に対処するための情報交換や議論を行いたい。

プログラム(敬称略)※予告なく変更する場合がございます。予めご了承下さい。

【公開可能な資料のみ順次本ページに掲載予定】

8:50- ウェビナー接続開始
[司会]上繁 義史 (長崎大学)
9:00-9:05
開催趣旨説明
藤村 丞 (福岡大学)
9:05-9:50
講演 35分
Q&A 10分

講演1
KDIXのセキュリティ教育の取組 
  社会情報学実習・高度人材育成事業との連携
柏崎 礼生(近畿大学)プロフィール
 

近畿大学情報学部(KDIX)は定員330人の学部であり、2年次進級時に知能システム、サイバーセキュリティ、実世界コンピューティングの3コースに分かれる。本講演ではサイバーセキュリティコースを担当する教員が、このコースの特色を説明するとともに、企業と連携して担当する特色あるカリキュラムである「社会情報学実習」や、学外の高度人材育成事業を利用する取り組みについて紹介する。

セキュリティ教育, 産学連携, 高度人材育成事業
プレゼン資料(PDF:128MB)
9:50-10:35
講演 35分
Q&A 10分

講演2
AIとセキュリティの今とこれから
~何が変わったのか、何が変わるのか~
長谷川 長一(株式会社ラック)プロフィール
 

急速な生成系AIの発展と普及とデジタルトランスフォーメーション(DX)は、私たちの生活や業務に大きな変化をもたらしました。それは同時にサイバー攻撃の手口にも変化をもたらし、サイバーセキュリティ対策にも大きな影響を与えました。この講演では、AIとセキュリティのこれまでの動向とこれからの変化を大いに私見を交えてお話いたします。

サイバーセキュリティ, AI, ディープラーニング, サイバー攻撃, セキュリティ対策
プレゼン資料(PDF:3.2MB)
10:35-11:20
講演 35分
Q&A 10分

講演3
サイバー攻撃(ランサムウェア感染)と対応について
 ~起きてしまったから分かること~
菊池 悟(東京コンピュータサービス株式会社)プロフィール
 

当社が2022年1月4日にプレスリリースを行った、サイバー攻撃被害に関するインシデント事案について、一連の対応を可能な範囲で説明するとともに、改めてサイバー攻撃についてどのように考え、対応してきたかを、振り返ります。 また、可能な範囲でステークホルダーとの影響や社内影響(社員負担やシステム影響)についても紹介いたします。 本事例を参考にしていただき、対策を検討する上での一助となれれば幸いです。

サイバー攻撃、ランサムウェア、情報漏洩、対策本部、nightsky
プレゼン資料(PDF:3.6MB)
11:20-11:35 休憩(15分)
11:35-12:25
講演 50分

パネルディスカッション
「AIセキュリティの未来 ~進化する脅威と防御~」
モデレーター:
廣瀬 幸 (九州工業大学)
パネリスト:
柏崎 礼生(近畿大学)
長谷川長一(株式会社ラック)
菊池 悟 (東京コンピュータサービス株式会社)
12:25-12:30
閉会挨拶
永田 正樹 (静岡大学)

講演者

KDIXのセキュリティ教育の取り組み
社会情報学実習・高度人材育成事業との連携

lecturer
柏崎 礼生(Kashiwazaki Hiroki)
近畿大学 情報学部 准教授
[略歴]
2005年北海道大学大学院工学研究科を退学して同大学院情報科学研究科助手に着任(後に助教)。2010年から東京藝術大学芸術情報センター特任助教、2012年から大阪大学情報企画課(後に情報推進機構、情報推進本部)助教(後に講師)。大阪大学在任中に工学博士(情報科学, 北海道大学)、2019年から国立情報学研究所サイバーセキュリティ研究開発センター特任准教授を経て2022年から近畿大学情報学部准教授。
[研究分野、研究テーマ]
  • 広域分散システム
  • レジリエンス
  • セキュリティ漫談
[所属学会、受賞歴、著書など]
  • 情報処理学会
  • 電子情報通信学会
  • IEEE
  • ACM
  • 情報処理学会山下記念研究賞(2018年)ほか受賞(あやしいのも含めて)多数

AIとセキュリティの今とこれから ~何が変わったのか、何が変わるのか~

lecturer

長谷川 長一
株式会社ラック 産学官連携事業室 室長/主席研究員
[略歴]
情報セキュリティコンサルティング、情報セキュリティ監査業務等を経て、現在は主にセキュリティ教育、産学官連携活動業務を担当。
IPA 情報処理安全確保支援士講習統括委員会委員、長野県警サイバー犯罪対策アドバイザー。ISC2 CISSPレビュートレーニングセミナー 認定主任講師、東京電機大学 国際化サイバーセキュリティ学特別コース(CySec) 講師、九州工業大学 情報工学部 非常勤講師、 高知高専 非常勤講師、北九州高専 非常勤講師。
2022年04月~ 現職
2008年06月 株式会社ラック入社
2004年06月 日本ユニシス株式会社(現・BIPLOGY)入社
1988年04月 ソフトバンク株式会社入社
[研究分野、研究テーマ]
  • サイバーセキュリティ運用
  • 情報セキュリティ監査
  • サイバーセキュリティ教育
[所属学会、受賞歴、著書など]
  • 「IT現場のセキュリティ対策完全ガイド」
  • 「情報セキュリティプロフェッショナル教科書」(共著)
  • 「情報セキュリティ監査公式ガイドブック」(共著)
  • 「ネットワークセキュリティ」(共著)

サイバー攻撃(ランサムウェア感染)と対応について ~起きてしまったから分かること~

lecturer
菊池 悟
東京コンピュータサービス(株) システムサービス事業本部 副本部長
[略歴]
2022年 6月 東京コンピュータサービス(株) システムサービス事業本部 副本部長
2022年 6月 東京コンピュータサービス(株) 情報システム室 次長(兼任)
2021年 8月 東京コンピュータサービス(株) 理事補役
2021年~2022年 富士通関東パートナー会 システム部会長
2014年 6月 東京コンピュータサービス(株) 第二システム部長
[専門分野]
システム基盤、セキュリティ関連

[所属など]
富士通関東パートナー会 システム部会