3階特別展示 2020年度

20201104

終了:梶研吾サブカルチュアコレクションより「日本特撮映画の世界」


3階エキシビジョンルームの展示をWeb公開いたします。



日本の特撮映画は海外の影響を受けながらも、過去から現在に至るまで独自の発展を遂げてきました。
その独自性は、日本人ならではの、まさに手作りを中心とした職人芸の世界に拠っています。
今回の展示では、日本の特撮映画史上、最も大きな功績を残した円谷プロの作品と、
その技術の高さゆえに今なお世界的に評価されている大映映画の特撮の世界に焦点を当てています。
( 情報学部情報メディア学科 特任教授 梶研吾)

展示資料一覧はこちら(画像の番号は一覧表に対応しています)

<大魔神とガメラ>
『大魔神』と『ガメラ』は、大映映画の特撮を語る上で、欠かすことのできない代表的な作品です。
『ガメラ』は、その人気の高さゆえに、金子修介監督と樋口真嗣特技監督の手によってリメイクされ、
その映画もまた高い評価を得ています。
『大魔神』は、大魔神のスーツアクターである橋本力氏の眼の演技と、精巧極まりないミニチュアセット、
大魔神のスーツの迫力、そして合成技術のクオリティの高さから、今観ても決して古びることのなく、
世界中からリスペクトされています。
(橋本力氏は、仇役として『ドラゴン怒りの鉄拳』でブルース・リーとも共演しており、『大魔神』と併せて、国際的にも名前を知られるようになりました) 

 


  
 

<ウルトラマンコスモス>
今回、円谷プロの作品の中で取り上げられている『ウルトラマンコスモス』は、
ちょうどウルトラマンのシリーズの過渡期を代表する、ある意味エポックな作品です。
それまで一方的に怪獣を倒してきたウルトラマンに、”怪獣を保護する”という自然保護に繋がる新たな命題を与え、共存共栄型のヒーローを模索したのです。
そのキャラクターには賛否両論あったものの、今でもウルトラマンのシリーズ中では、分岐点的作品として人気も評価が高いのです。
また”宇宙忍者”という異名をとるバルタン星人は、初代ウルトラマンの頃より最も人気のある異星人キャラクターであり、『ウルトラマンコスモス』のみならず、以降のウルトラマンのシリーズでも何度となく登場しています。
(その名は、フランスの人気歌手だったシルヴィー・バルタンから取られていることでも有名です。)

  
 

<ゴモラ>
初代ウルトラマンで登場した古代怪獣ゴモラは、
その凶悪な強さから、レッドキングと並んで、人気投票では必ず上位にランクインする人気怪獣である。
特に、劇中、大阪城を破壊するシーンは、日本特撮史上に残る名シーンと呼ばれている。
また、その人気から、ゴモラは『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』
シリーズにおいて、”正義”の側の怪獣として、レギュラー登場する。

 

<図書>

 
 

情報メディア学科教授 梶研吾

【主な研究分野】
キャラクター創出造形、キャラクター工学、漫画、映画、ゲーム等のメディアミックス
情報メディア学科 梶研究室|神奈川工科大学

20200908

終了:日産自動車カタログコレクション展示「スカイライン~1990年から2006年まで~」


本学図書館所蔵の日産自動車カタログコレクションの中より、
1990年から2006年までの歴代スカイラインのカタログをWeb公開いたします。
三密を避けるため3階Exhibition Roomは閉鎖しておりますので、
こちらからお楽しみください。

展示資料一覧表
所蔵情報は図書館Webサイトの学術機関リポジトリ「日産自動車カタログ」からご覧いただけます。














また、当時新聞紙面を飾った広告を、図書館データベースの「聞蔵IIビジュアル」や「ヨミダス歴史館」を使ってPDFファイルで見ることもできます。
ご興味のある方はあわせてご利用ください。

【データベース検索のしかた】(学内限定)
図書館ホームページの「新聞記事・企業情報」を
クリックします。

☆聞蔵IIビジュアル(朝日新聞社のデータベース)
 ①リンクをクリックしてログイン
 ②「朝日新聞縮刷版1879~1989」のタブを選択
 ③キーワード(例:「日産 スカイライン」)を入力し、
  検索対象に広告を選択して検索

☆ヨミダス歴史館(読売新聞社のデータベース)
 ①リンクをクリックしてログイン
 ②検索の入り口で「明治・大正・昭和」のタブを選択
 ③キーワード(例:「日産 スカイライン」)を入力し、
  広告検索を選択して検索

20200609

終了:梶研吾サブカルチュアコレクションより「限定品・非売品フィギュア展」


新年度に向けて準備していました3階エキシビジョンルームの展示をWeb公開いたします。
学内入構制限中の今、ぜひこちらからお楽しみください。

今回は情報メディア学科 梶研吾特任教授より寄贈されたコレクションの中から限定品、非売品フィギュアをご紹介します。






アニメから特撮まで、メジャー系からマイナー系まで、それぞれ根強いファンを持つ作品の、
あまり見ることができない限定品非売品のフィギュア類を集めてみました。
プレミア価格のついている物もありますが、
何よりも作品それぞれにこめられた作り手の熱い思いを感じていただければ幸いです。

( 情報学部情報メディア学科 特任教授 梶研吾)






展示資料一覧はこちら

情報メディア学科教授 梶研吾
【主な研究分野】
キャラクター創出造形、キャラクター工学、漫画、映画、ゲーム等のメディアミックス
情報メディア学科 梶研究室|神奈川工科大学