はじめのひとこと

　昨年、お世話になった職場の先輩が退職しました。

　贈り物は『お酒』か『お菓子とお茶のセット』を定番にしている私ですが、先輩には手触りの良い本革のブックカバーと栞を選びました。

　20数年前、私は先輩が企画した様々なジャンルの本を学ぶ講座に参加しました。そのうち１冊は私の大好きな本でした。他の数冊はまったく読んだことのないジャンル。でも読んでみると、…面白い！見事にハマりました。

　普段なら手に取ることがない本を読んだことで、『新しい思考回路を手に入れ大空に羽ばたいていくような感覚』と、『言葉の意味をゆっくり味わい、海の底深く潜っていくような感覚』を得る、とても有意義な経験となりました。

　何か本を読みたいけど、面白いものはないかな？と迷っているのなら、ライブラリーおすすめの一冊を手に取ってみませんか？

　新しい季節を迎える前に、新しい自分と出会えるかもしれませんよ。 

＃本棚から一冊

「国際女性デー」関連の本

だから私はここにいる	話すことを選んだ女性たち	男女平等への長い列

気になる本

ぜんぶ体型のせいにするのをやめてみた。	世の中を知る、考える、変えていく	ミステリと言う勿れ

サポートスタッフのイチオシ本

家事か地獄か	日本の中絶

情報ライブラリーからのお知らせ

　情報ライブラリーでは、定期的にテーマ展示を開催しております。情報ライブラリーポータルサイトからも展示図書をご確認いただけます。展示図書も貸出しを行っておりますので、新たな発見をしにぜひお越しください。

　→お知らせ

編集後記

　今年も桜の季節がやってきました。

　新生活を間近に控え、忙しくて本を読む時間が取れない方もいらっしゃるかもしれませんが、一日10分でもよいのでぜひ時間をつくってみてください。読書にはマインドフルネスと同様の効果を得られると聞いたことがあります。日常の慌ただしさや雑念から離れることで、ストレス低減やリラックス効果のほか、集中力アップも期待できるそうです。自分のためだけの時間をつくって、心身ともに健やかな毎日を送りましょう。

　情報ライブラリーには新着図書が続々と集まっています。学校・職場など生活環境が変わるこの季節に、ぜひ気になる一冊を見つけてください。

　→新着案内

次号は令和6年6月に発行します！