イベント情報
SS研ICTフォーラム2023 AIの最前線、AIはこう使う!? ~業界でのことを聞いてみた~
| 日時 | 2023年8月7日(月) フォーラム 13:00-17:00 |
|---|---|
| 開催方法 |
場所:富士通ソリューションスクエアS棟3階P2 |
| 参加対象 | SS研会員に限らず、どなたでも参加可能。 (懇親会への会員外ベンダーの参加はご遠慮いただきます。) |
| 参加費 | フォーラム:無料 懇親会:500円(当日会場受付にて申し受けます。) |
| 参加申込み | 開催済 |
| その他 |
SS研では本フォーラム以外に以下のオープンフォーラムを開催します。 |
開催趣旨
今日の教育・研究、ビジネスをはじめとする社会のあらゆる場面で AI(Artificial Intelligence)の活用が急速に進んでいて、様々な業種におい て革新的な変化をもたらし、効率化や競争力/生産性の向上などに貢献している。 また、このようなAIの急速な利用/発展は、私たちの生活や社会のあらゆる側面 に影響を与えていて、ポジティブな影響をもたらしている。 今後もAIの進化と活用は続き、新たな可能性や貢献が期待されている一方で、倫 理やプライバシーの問題にも注意が必要であり、適切な規制や倫理的な枠組みを 整備しながら、AIの力を最大限に活かしていくことが求められる。
このような世の中の動きを踏まえて、本年度のICTフォーラム2023では、AIの最前線で 何が起こっているのか、そして実際の業界でAIがどのように活用されているのか/されるのか について、「AIの最前線、AIはこう使う!?~業界でのことを聞いてみた~」をテーマとし、 AIの現在と未来、最新動向、活用事例と注意点など、AIについての情報交換や議論を行いたい。
プログラム(敬称略)※予告なく変更する場合がございます。予めご了承下さい。
【公開可能な資料のみ会合後に掲載予定】
| 12:50- | アクセス開始 |
|---|---|
| [司会]加茂 聡(高エネルギー加速器研究機構) | |
| 13:00~13:05 |
開催趣旨説明
藤村 丞(福岡大学)
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| 13:05-13:55 講演 40分 Q&A 10分 |
講演
AI powered Dental Screening towards Smart Healthcare
李 天鎬(岡山理科大学)プロフィール
近年、人工知能(AI)技術の応用が進むことで、産業を初め農業、社会インフラ、健康・医療領域などに大きな影響を与えている。歯科臨床現場においても、歯科における三大疾患(歯周病、口腔粘膜疾患、顎関節症)に対する病変の検知・診断・治療補助など様々なタスクに利活用され始めており、より複数のデータ源から多種多様なデータを効率的に融合させることで高精度な解析ができる高性能ビッグデータ分析への期待と関心が高まっている。いくつかの歯科系AIプロジェクトと明らかになった課題を紹介する。 深層学習、マルチスケール、マルチモーダル、歯科三大疾患、診断支援
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| 13:55-14:05 | 休憩(10分) |
| 14:05-14:55 講演 40分 Q&A 10分 |
講演
AIとグラフ
グラフ深層学習の現在と今後と応用 佐々木 勇和(大阪大学)プロフィール
新たな触媒や創薬のための物質開発や, Googleにおける検索精度の高度化,Amazonの商品推薦などの応用において,モノ/ヒト/コト間の関係性を表現するグラフデータを人工知能技術で高精度に分析することは重要な研究課題である.多様な概念に適用できるため,情報科学分野に限らず,化学や医学などの多様な分野にてグラフ分析の研究が盛んに行われている.本講演ではグラフデータのための深層学習であるグラフ深層学習の基礎技術と応用について紹介する。 人工知能,ビッグデータ,グラフ深層学習, データサイエンス, 物質探索,ネットワーク最適化
プレゼン資料(8/10掲載)(PDF:3.2MB)
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| 14:55-15:05 |
休憩(10分) |
| 15:05-15:55 講演 40分 Q&A 10分 |
講演
人工知能の現状と将来の展望
―生成AIは何をもたらすのか― 松本 安英(富士通株式会社)プロフィール
かつて冬の時代であったAIは、2022年に急速に発展した生成AIの登場により第四次ブームに入り始めている。本講演では、生成AIに至るまでのAIの基礎や歴史と、生成AIの動向や産学連携によるアプローチである大規模言語モデル(LLM: Large Language Model)への挑戦について述べる。さらに、AIの普及により新たな社会問題が生じつつある点を踏まえ、人間とAIの共存への取り組みであるAI倫理の取り組みについて、国際動向を含めて説明する。さらには富士通から提供するオープンイノベーションを実現するAIプラットフォームを紹介する。 人工知能, 生成AI, AI倫理, 大規模言語モデル, Fujitsu Kozuchi
プレゼン資料(8/10掲載)(PDF:7.8MB)
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| 15:55-16:05 | 休憩(10分) |
| 16:05-16:55 講演 50分 |
パネルディスカッション
「AIの最前線、AIはこう使う!? ~業界でのことを聞いてみた~」
モデレータ:木戸 善之(岡山理科大学)
パネリスト:李 天鎬(岡山理科大学)
パネリスト:佐々木 勇和(大阪大学) パネリスト:松本 安英(富士通株式会社) 講演内容をベースにして、フォーラムのテーマに関連した様々な問題点についてディスカッションを行う。 |
| 16:55~17:00 |
閉会挨拶
上繁 義史(長崎大学)
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| 17:00-17:30 | 休憩・懇親会準備 |
| 17:30-19:00 |
懇親会(会員外ベンダーの参加はご遠慮いただきます。)
※会費制:500円
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講演者
AI powered Dental Screening towards Smart Healthcare
情報工学部 教授
2016年-2020年 大阪大学サイバーメディアセンター 特任准教授
2013年-2015年 シンガポール国立大学 シニア研究員
2011年-2013年 南洋工科大学 博士研究員
2010年 ボストン州立大学マサチューセッツ校 卒業
- メディカルAI学会
AIとグラフ
グラフ深層学習の現在と今後と応用
大学院情報科学研究科 助教
2016年 ~ 現職
2014年 ~ 2016年 名古屋大学大学院情報科学研究科 博士研究員
2014年3月 大阪大学大学院情報科学研究科 マルチメディア工学専攻 後期課程 修了 博士(情報科学)
2009年3月 大阪大学工学部電子情報エネルギー工学科 卒業
2007年3月 釧路工業高等専門学校銃砲システム科卒業
- グラフデータ分析と管理
- モバイル・時空間データ分析と管理
- 情報処理技術の異分野適用
- ACM学会
- IEEE Computer Society学会
- 情報処理学会
- 日本データベース学会
- 上林奨励賞 日本データベース学会 2023年
- 論文賞: 日本データベース学会論文誌 論文賞 2023年,2020年,
- データ工学と情報マネジメントに関するフォーラム (DEIM) 優秀論文賞 2023年, 2022年,2019年,2017年 など
人工知能の現状と将来の展望
―生成AIは何をもたらすのか―
技術戦略本部 SME推進統括部
シニアディレクター
https://www.fujitsu.com/global/about/research/technology/ai/fujitsu-ai-platform/index.html
2022年4月 技術戦略本部:AI戦略責任者、AIタスクフォース主査
2021年4月 ジャパン・グローバルゲートウェイ:AI/データ利活用支援
2018年4月 サービステクノロジー本部:AI/データ利活用支援
クラウドサービス事業本部:クラウドサービス企画・開発・提供
1993年~2014年 オフィスコミュニケーション(CHOCOA)、運用管理技術、クラウド国際標準化に従事
- AI戦略責任者、AI/データ利活用の推進
- FujitsuのAI Platformの推進
- 運用管理技術、クラウド技術
- 情報処理学会
- 2018年:第66回電気科学技術奨励賞受賞
第45回SS研総会
| 日時 | 2023年5月26日(金) 総会 14:30-17:30 懇親会 18:00-19:30 |
|---|---|
| 開催方法 |
ハイブリッド開催 集合+オンライン開催(Zoom) |
| 会場 |
総会:富士通本社24階大会議室 |
| 参加対象 | SS研会員 |
| 参加費 | 総会:無料 懇親会:500円(当日受付にて申し受けます。) |
| 参加申し込み | [開催済] |
プログラム(敬称略)※予告なく変更する場合がございます。予めご了承下さい。
| 14:00- | 受付開始 |
|---|---|
| 14:20- | ZOOMアクセス開始 |
| 14:30-14:35 |
挨拶
井上 均史(富士通株式会社)
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| 14:35-14:45 |
開会挨拶・議案書投票結果報告
岡村 耕二(九州大学)
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| 14:45-15:55 講演60分+QA10分 |
特別講演
人の身体の動きはどこまで分析できるのか
野球の投球とそば打ち、高齢者の歩行を例に 姫野 龍太郎(順天堂大学)プロフィール
モーション・キャプチャー・システムを使って、プロの二人の投手の投球フォームの分析を行なった。この時、筋肉ごとに細かく分析比較するよりも、大雑把に身体のどの部分の筋肉群を使っているかを調べると、両者の特徴がはっきりと理解でき、投球フォームの改良につながることが分かった。この手法をそば打ち名人の技の解析に応用した場合、名人の技の凄さを詳細に理解することにも繋がった。現在は高齢者の歩行の分析に取り組んでおり、転倒の危険度の予測に取り組んでいる。 動作解析,モーションキャプチャ、バイオメカニクス,投球フォーム, 歩行動作, 転倒リスク
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| 15:55-16:05 | 休憩[10分] |
| 16:05-16:55 講演 40分+QA 10分 |
講演
人の動きのデジタル化技術が生み出す世界
-体操AI採点の取組みと実現したい未来社会- 藤原 英則(富士通株式会社)プロフィール
動きの速さと技の難解さで知られる器械体操。「AI体操採点システム」は、 審判員をサポートすることで、採点の透明性を高め、スポーツインテグリティ向上を通じて平和と公平性の実現に貢献します。人の動きをマーカーレスでデジタル化し高精度な測定を可能にする技術は、健康増進分野を始め幅広い活用が期待されています。 プロジェクトのこれまでの道のりとスポーツテックの力で皆様と一緒に実現したい未来について語ります。 Human Digital twin, Joke come true, Converging Technologies, Power of sports, OODA
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| 16:55-17:05 | 休憩[10分] |
| 17:05-17:25 対談 20分 |
対談
「スポーツとデータサイエンスの今後の展望
姫野 龍太郎(順天堂大学)
藤原 英則 (富士通株式会社) |
| 17:25-17:30 |
閉会挨拶
高木 亮治 (JAXA)
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| 17:30-18:00 | 懇親会準備 |
| 18:00-19:30 |
懇親会
※会費制:500円 |
講演者
人の身体の動きはどこまで分析できるのか
野球の投球とそば打ち、高齢者の歩行を例に
日本機械学会計算力学部門業績賞, 功績賞,可視化情報学会・映像展賞、第六回コンピュータ・ビジュアリゼーションコンテストAVS大賞、日本計算工学会功績賞など,受賞多数。著書に『魔球をつくる』『変化球の大研究』『魔球の正体』『絵でわかるスーパーコンピュータ』などがある。
人の動きのデジタル化技術が生み出す世界
-体操AI採点の取組みと実現したい未来社会-
クロスインダストリーソリューション事業本部
Digital Shifts スポーツビジネス推進室長
- ICTによる体操競技の採点支援と3Dセンシング技術の目指す世界,技術情報誌FUJITSU Vol. 69
- 臨床スポーツ医学 第39巻 連載「AI・IoTとスポーツ医学」第4回「AIを用いた体操競技動作の解析と評価
- CEATEC AWARD 2019 総務大臣賞
- GOOD DESIGN AWARD 2019 経済産業大臣賞
- Forbes SPORTS BUSINESS AWARD 2019 ワールドクラス賞
- MM総研大賞 2021 審査委員賞
システム技術分科会 2022年度会合 ゼロトラスト時代の認証技術 ~今知っておくべき技術はコレです!~
| 日時 | 2023年1月20日(金) 13:00-17:00 |
|---|---|
| 開催方法 | 場所:神戸国際会議場 ハイブリッド開催 集合+オンライン配信(ZOOM) ※新型コロナ感染の状況を踏まえ、参加にあたりましては各自でご判断いただきますようお願いします。 |
| 参加対象 | SS研会員機関ご所属の方 |
| 参加費 | 無料 |
| 参加申込み | 開催済 |
| その他 | 本会合は、2022年度冬イベント(18日:BoF、19日:合同分科会、20日:科学技術計算分科会、教育環境分科会、システム技術分科会)の一部です。 |
開催趣旨
クラウドサービス利用の拡大とテレワークの普及によって、データの保管場所が組織内から 外部のサーバへ移ったことや、インターネットから組織内(内部ネットワーク)にアクセス する必要が出てきたため、ネットワーク的に内部と外部の境界が曖昧になり、ファイアウォール やVPNなどを利用した従来の境界型セキュリティ対策だけでは情報漏えいやマルウェア感染 などから情報資産を守ることが難しくなってきた。
このため、あらゆるアクセスやデバイスを 信用しないゼロトラストセキュリティが、ここにきてより注目されている。 このゼロトラストを実現するためには、強固な認証基盤システムの構築が鍵になってくる。 従来の境界型セキュリティ対策のように、「どこから」が信用できなくなった今、「誰が」を 確認することが最重要事項になる。そのため、MFA(多要素認証)、コンテキストベース・ セキュリティ、リスクベース認証などのより強固な認証機能が不可欠である。また、FIDO(Fast Identity Online) や生体認証などの次世代認証技術の導入も加速している。
そこで、本年度のシステム技術分科会2022年度会合では、ゼロトラスト時代に向けた認証基盤 システムを効率よく導入/運用するために、「ゼロトラスト時代の認証技術 ~いま知っておくべき技術はコレです!~」 をテーマとし、認証基盤システムの在り方や活用事例、その最新技術など、大学における 次世代認証基盤づくりのポイントについて情報交換や議論を行いたい。
プログラム(敬称略)※予告なく変更する場合がございます。予めご了承下さい。
【公開可能な資料のみ会合後に掲載予定】
| 12:50- | ウェビナー接続開始 |
|---|---|
| [司会]永田 正樹 (静岡大学) | |
| 13:00-13:05 |
開催趣旨説明
藤村 丞 (福岡大学)
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| 13:05-13:55 講演 40分 Q&A 10分 |
講演1
大学における認証インフラの整備
JAISTでの二要素認証導入などを通して 宇多 仁(北陸先端科学技術大学院大学)プロフィール
大学の ICT システムでは、その運用体制や調達の都合からか個別システム毎の認証という状況が長く続いてきたが、やっと認証基盤を整備し集中的に処理する形が普及してきた。一方で、クラウドサービスの利用や、リモートワークの普及などもあり、ICT基盤のセキュリティの根幹となる認証基盤への要求要件は益々高まっている。本発表では、JAISTの認証基盤の更改、二要素認証の導入などの事例を通じ、ゼロトラスト時代に求められる大学の認証基盤について考える。 認証基盤, 二要素認証, IdP, Shibboleth, シングルサインオン, ゼロトラスト
プレゼン資料(PDF:3.46MB)
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| 13:55-14:05 | 休憩[10分] |
| 14:05-14:55 講演 40分 Q&A 10分 |
講演2
学認が目指す次世代認証連携
坂根 栄作(国立情報学研究所)プロフィール
現代の研究推進においては研究データが研究グループやコミュニティを越えて広く流通し、共有できることが求められています。これには、研究コミュニティ間連携を可能とするトラストフレームワークの確立および強いセキュリティ技術の運用が必須です。本講演では、学認のIAL/AALの基本方針、並びに認証プロキシサービスやグループ管理機能の研究開発など、学認の次世代認証連携実現に向けた取り組みを紹介します。 認証認可, 認証連携, トラストフレームワーク, アイデンティティ,産学連携
プレゼン資料(PDF:2.76MB)
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| 14:55-15:05 | 休憩(15分) |
| 15:05-15:55 講演 40分 Q&A 10分 |
講演3
ゼロトラスト時代で注目を集める生体認証技術
山田 茂史(富士通研究所)プロフィール
新型コロナウィルス感染症拡大により、多くの企業がニューノーマルに対応した働き方への変革が求められてきた。テレワークの普及に伴い、アクセスしている人が正しい本人であるかを確認するため、生体認証技術が注目されている。世の中に普及している生体認証として、指紋、顔、虹彩など様々あるが、高い認証精度と安全性から企業内や公共で幅広く利用されている手のひら静脈認証技術について事例を交えて紹介する。また、スマホなどオンラインでの認証で活用されているFIDO (Fast Identity Online)を紹介する。 生体認証技術, 手のひら静脈認証, 顔認証, FIDO, なりすまし防止
プレゼン資料(PDF:4.83MB)
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| 15:55-16:05 | 休憩[10分] |
| 16:05-16:55 50分 |
パネルディスカッション
「ゼロトラスト時代の認証技術 ~今知っておくべき技術はコレです!~」
モデレーター: 廣瀬 幸 (九州工業大学) パネリスト: 宇多 仁(北陸先端科学技術大学院大学) 坂根 栄作 (国立情報学研究所) 山田 茂史 (富士通研究所) |
| 16:55-17:00 |
閉会挨拶
上繁 義史 (長崎大学)
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講演者
大学における認証インフラの整備
JAISTでの二要素認証導入などを通して
学認が目指す次世代認証連携
2007年4月-2009年3月 同特任助教
2009年4月-2012年3月 国立情報学研究所グリッドリサーチ研究開発センター特任准教授
2012年4月-2022年3月 同学術基盤推進部学術基盤課学術認証推進室特任准教授
2022年4月-現在 同アーキテクチャ科学研究系准教授
- 認証、アクセス制御
- ネットワークプロトコル、サービス構築基盤技術
- 情報処理学会
- 電子情報通信学会
- 日本物理学会
ゼロトラスト時代で注目を集める生体認証技術
ソーシャルデザインプロジェクトディレクター
2000年~2020年 株式会社富士通研究所
認証・決済PJディレクター等
- 個人認証、特に生体認証技術
- ISO/IEC JTC 1/SC 37/WG 5国内小委員会主査
- ISO/IEC JTC 1/SC 37/WG 1国内小委員会主査
- 電子情報通信学会バイオメトリクス研究専門委員会 (BioX)専門委員
- 2017年電気科学技術奨励賞受賞
- 2019年情報規格調査会 国際規格開発賞受賞
- 2022年情報規格調査会 標準化貢献賞受賞
教育環境分科会 2022年度会合 活躍できるデータ・サイエンティストの育成 ~高校・大学・社会との接続を見据えて~
| 日時 | 2023年1月20日(金) 9:00-12:30 |
|---|---|
| 開催方法 | 場所:神戸国際会議場 ハイブリッド開催 集合+オンライン配信(ZOOM) ※新型コロナ感染の状況を踏まえ、参加にあたりましては各自でご判断いただきますようお願いします。 |
| 参加対象 | SS研会員、CS研会員、IS研会員の各機関ご所属の方 |
| 参加費 | 無料 |
| 参加申込み | 開催済 |
| その他 | 本会合は、2022年度冬イベント(18日:BoF、19日:合同分科会、20日:科学技術計算分科会、教育環境分科会、システム技術分科会)の一部です。 |
開催趣旨
今、世界的にデータ・サイエンティストが求められている一方、人材不足が大きな問題になっています。日本では、政府が2019年6月に「AI戦略2019」を発表し、その中で数理・データサイエンス・AIに関する人材育成の具体的目標が掲げられ、教育機関や企業でデータサイエンス教育が進められてきています。人材育成の観点から、これらの教育を概観するとともに、接続を意識していくことが重要だと考えられます。
今回の教育環境フォーラムでは、活躍できるデータ・サイエンティストの育成に焦点をあて、高校、大学、企業でどのようなデータサイエンス教育が実施されているのか、先進的な事例についてご紹介いただき、社会への接続を見据えた上で、データ・サイエンティスト育成の今後の展望について議論できれば、と考えています。
プログラム(敬称略)※予告なく変更する場合がございます。予めご了承下さい。
【公開可能な資料のみ本ページに掲載】
| 9:00- | 開始 |
|---|---|
| [司会] 松葉 龍一 (東京工科大学) | |
| 9:00-9:05 |
開催趣旨説明
村上 正行 (大阪大学)
|
| 9:05-9:45 講演 30分 Q&A 10分 |
講演1
探究型カリキュラムへの取り組み
社会課題を解決するAIを使ったアプローチ 前 雅和 (関西学院高等部) プロフィール
本校における探究型カリキュラムの一環として「AI活用アドバンスド」を週2時間展開している。今年度はAIを用いて社会課題を解決することに取り組んでおり、AIを作ることよりどう使うのかという点に重きを置いている。学習過程において「良いAIには大量に質の良いデータが必要」という点に留意し、良いデータを集めるためには人間の判断力が必要であることにも触れている。なお、カリキュラム内容については関学大の副学長でAI活用人材育成プログラムの統括である巳波弘佳氏(関西学院大学理工学部情報科学科教授)の監修を受けている。 探求型カリキュラム、AI活用、高大連携、インテリジェンス、社会課題とAI
プレゼン資料(PDF:3.14MB)
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| 9:45-10:25 講演 30分 Q&A 10分 |
講演2
大学におけるデータサイエンス教育
~滋賀大学の事例~ 飯山 将晃 (滋賀大学) プロフィール
滋賀大学ではデータサイエンティスト人材の育成を目標として2017年に日本初のデータサイエンス学部を2019年にデータサイエンス研究科を設置した。文理融合型の学部・研究科であり様々なバックグラウンドの学生・社会人に対して教育を行っている。本講演では、学部でのデータサイエンス教育の実践例、社会人向けのAI・データサイエンス教育の事例を紹介しつつ、滋賀大学におけるデータサイエンス教育モデルを解説する。 データサイエンス、学部教育、産学連携、大学院教育、PBL
プレゼン資料(PDF:6.8MB)
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| 10:25-10:40 | 休憩(15分) |
| 10:40-11:20 講演 30分 Q&A 10分 |
講演3
データ利活用の取り組みと今後の展望
西尾 成史 (富士通Japan株式会社) プロフィール
急速に社会が変化していく中で、大学においても今までの業務の在り方を見直しDX化していくことが必要とされています。その中でも、教育研究向上や経営改善という観点から大学IRの実行は不可欠となっています。実行するためには、散在しているデータを集約・統合して現状の課題を発見し、データ分析していかなければなりませんが、企業も大学もデータ利活用ができる人材が不足しており育成が喫緊の課題となっています。本講演では、データ利活用の取り組みや人材育成について事例を通してご紹介します。 大学DX, 大学IR, データ利活用, データ分析, 人材育成
|
| 11:20-11:35 | 休憩(15分) |
| 11:35-12:25 50分 |
パネルディスカッション
活躍できるデータ・サイエンティストの育成
~高校・大学・社会との接続を見据えて~ |
| 12:25-12:30 |
閉会挨拶
小林 真也 (愛媛大学)
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講演者 / ファシリテーター
探究型カリキュラムへの取り組み
社会課題を解決するAIを使ったアプローチ
2015年3月 大阪府立大学工学部機械工学科 卒業
- ICT機器を用いた数学教授法
- 探究型学習
- 日本機械学会
大学におけるデータサイエンス教育
~滋賀大学の事例~
2003年4月 京都大学 学術情報メディアセンター 助手
2006年5月 同 経済学研究科 講師
2010年1月 同 准教授
2015年4月 同 学術情報メディアセンター准教授
2021年4月 滋賀大学データサイエンス学部 教授
2021年4月 株式会社オーシャンアイズ 社外取締役
放送大学客員教授、静岡大学客員教授
- 画像処理・画像認識
- コンピュータビジョン
- 特に海洋分野への応用
- IEEE
- 情報処理学会
- 電子情報通信学会
- 人工知能学会
データ利活用の取り組みと今後の展望
文教・地域ソリューション開発本部
大学ソリューション事業部 第一システム部
マネージャー(大学IR・大学DX担当)
東海地区国公立大・私大のフィールドSEとして、SI案件構築・保守を担当。
2014年から大学IRに関わるシステム提案・導入に携わる。
2016年から東京地区に勤務となり、大規模教務システムのプロジェクトリーダー兼基盤リーダとして従事。
2017年から大学IR・データ分析ビジネス担当のマネージャーとして従事。
2021年から富士通Japan株式会社となり、大学IR/DXに関連するソリューション提案や導入を推進中。
- AXIES 2021年次大会
大学のDXはどこまで進むのか?文科省Plus-DX採択大学・企業の取り組み
- Tableau Desktop Specialist
活躍できるデータ・サイエンティストの育成
~高校・大学・社会との接続を見据えて~
1990年3月 大阪工業大学大学院 工学研究科 経営工学専攻 修士課程 修了
1994年3月 大阪工業大学大学院 工学研究科 経営工学専攻 博士課程 修了
1994年4月 大阪工業大学 工学部 経営工学科 助手
1995年4月 大阪工業大学 工学部 経営工学科 講師
1996年4月 大阪工業大学 情報科学部 情報システム学科 講師
2002年4月 大阪工業大学 情報科学部 情報システム学科 准教授
2016年4月 大阪工業大学 情報科学部 情報システム学科 教授
2021年4月 大阪工業大学 情報科学部 データサイエンス学科 学科長・教授
- 生産システムの効率化
- メタヒューリスティクスによるスケジューリング
- 教育の改善とIE
- 日本経営システム学会 会長
- (一社)地域デザイン学会 理事
- 日本情報経営学会 理事
- (公社)日本経営工学会
- (公社)日本オペレーションズ・リサーチ学会
- (一社)日本セキュリティ・マネジメント学会
[受賞歴]
- 1997年 日本経営システム学会 論文奨励賞
科学技術計算分科会 2022年度会合 「富岳」NEXTへの挑戦 ~現在から未来へ~
| 日時 | 2023年1月20日(金) 分科会 9:00-12:20 |
|---|---|
| 会場 |
場所:神戸国際会議場 |
| 参加対象 | SS研会員機関ご所属の方 |
| 参加費 | 無料 |
| 参加申込み | 開催済 |
| その他 | 本会合は、2022年度冬イベント(18日:BoF、19日:合同分科会、20日:科学技術計算分科会、教育環境分科会、システム技術分科会)の一部です。 |
開催趣旨
「富岳」は完成後に様々なランキングでトップを獲得しただけでなく、実運用に入った今では様々な分野のアプリケーションにおいて高い成果を出しています。このように「富岳」が熱い時期ではありますが、スーパーコンピュータの開発時間を考えると、すでに「富岳」の後継となりうるシステムを考える時期となっています。2030年頃と言われるそのシステムの予測を今行うことは挑戦的であり、難しいですが、現在の「富岳」の性能や、足りない性能・機能などから議論をすることはできると考えられます。そこで、今回は「富岳」の後継システム、「富岳」NEXTを想定し、現在の「富岳」やその他の計算機システムから何が考えられるのかに関する講演を行い、SS研会員のみなさまにHPCの将来を議論してもらいます。開催形態は久しぶりのオンサイトと広く普及したオンラインでのハイブリッドとなります。たくさんのSS研会員のみなさまにご参加いただけることを期待しています。
プログラム(敬称略)※予告なく変更する場合がございます。予めご了承下さい。
【公開可能な資料のみ会合後に掲載予定】
| Session1 [前半司会]伊達 進 (大阪大学) | |
|---|---|
| 9:00-9:05 |
開催趣旨説明
深沢 圭一郎 (京都大学)
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9:05-9:35 |
講演 ※リモート講演
「次世代計算基盤に係る調査研究」
理化学研究所チーム アプリGの取組 岩下 武史(北海道大学)プロフィール
高橋 大介(筑波大学)プロフィール
本講演では,文部科学省「次世代計算基盤に係る調査研究事業」において,理化学研究所チーム(代表:近藤正章)が行っている活動の中で,アプリグループが実施している活動について講演する.アプリGのサブGには,計算科学・データ科学・社会科学の各分野において研究活動を行っているグループと計算機科学分野で主に研究活動を行っているグループが含まれる.講演では,これらのサブGの取組の一端を紹介すると共に,チーム内のアーキGやシステムソフトウェアGとの連携についても言及する. 次世代計算機, 計算科学, 社会科学, データ科学, 機械学習,コデザイン
プレゼン資料(PDF:1.07MB)
|
| 9:35-10:05 講演 20分 Q&A 10分 |
講演2
「次世代計算基盤に係る調査研究」
理化学研究所チーム システムソフトGの取組 佐藤 賢斗(理化学研究所)プロフィール
脳次世代計算基盤に係る調査研究では、次世代アーキテクチャや先進的なアプリケーションの調査だけでなく、その間を繋ぐシステムソフトウェアに関する調査研究も重要である。その際、候補アーキテクチャを取り巻くソフトウェアエコシステムの状況やその後の商業展開を見据えた網羅的な調査研究が必要となる。本講演では、次世代計算基盤に係る調査研究事業 理化学研究所チーム システムソフトGの取り組みを紹介する。 次世代計算機, フィジビリティ・スタディ, システムソフトウェア
プレゼン資料(PDF:2.14MB)
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| 10:05-10:35 講演 20分 Q&A 10分 |
講演3
「次世代計算基盤に係る調査研究」
運用技術調査研究チームの取組
塙 敏博(東京大学)プロフィール
本講演では、文科省「次世代計算基盤に係る調査研究事業」において運用技術調査研究が行なっている取組みについて紹介する。フラッグシップシステムだけでなく、基盤センター群からなるHPCI第二階層、mdxなどのデータプラットフォーム、研究データ基盤等を高速ネットワークで有機的に結合した、持続可能な次世代計算基盤の実現に向け、カーボンニュートラルへの取組、機関を超えた柔軟な資源利用に向けた課題など多岐に渡る内容について検討を実施している。 次世代計算基盤, 運用技術, カーボンニュートラル, データ利活用, Society 5.0
プレゼン資料(PDF:2.73MB)
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| 10:35-10:45 | 休憩(10分) |
| Session2 [後半司会]田中 輝雄 (工学院大学) | |
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10:45-11:25 |
富士通講演
スーパーコンピュータ「富岳」における
システム省電力に向けた取り組み
篠原 誠(富士通株式会社)プロフィール
理化学研究所と富士通株式会社が共同で開発したスーパーコンピュータ「富岳」は、TOP500、HPCG、HPL-AI、Graph500の4部門で4期連続の世界1位を獲得する高性能を実現するとともに、省電力性能でも汎用CPUでは世界トップクラスとなる15Gflops/w超えを達成した。本発表では、システムの省電力化を目指した「富岳」のCPUであるA64FXとシステムソフトウェアによる電力制御、現場での取り組みについて紹介する。 富岳, A64FX, 省電力, 電力制御, パワーノブ
プレゼン資料(PDF:2.69MB)
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11:25-12:15 |
講演5
「A64FXシステムアプリ性能検証WG」活動報告
片桐 孝洋 (名古屋大学)プロフィール
スーパーコンピュータ「富岳」が本格運用されメニーコア時代に突入した。しかし、アプリ研究開発者にとっては、まだ大規模コアの有効利用には様々な困難が伴う。その問題解決のためには、コンパイラ等のシステムソフトウェアと協調して性能最適化を行う知識と技術が利用者に求められるほか、システムソフトウェア自体の自動性能チューニングも必要となる。本発表は、これらの問題点について検討した当該WGの報告である。 CFD, プラズマ粒子, 乱流燃焼, フラグメント分子軌道法, コンパイラ最適化
プレゼン資料(PDF:11.6MB)
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| 12:15-12:20 |
閉会挨拶
佐藤 賢斗 (理化学研究所)
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講演者
「次世代計算基盤に係る調査研究」理化学研究所チーム アプリGの取組
「次世代計算基盤に係る調査研究」理化学研究所チーム アプリGの取組
「次世代計算基盤に係る調査研究」 理化学研究所チーム システムソフトGの取組
- I/O
- ストレージ
- 耐障害技術
- テスト
- デバッギング
- 人工知能
- ビッグデータ処理基盤
- 情報処理学会
- 応用物理学会
- R&D 100 Award Winner on “SCR Framework”
- R&D 100 Award Finalist on “PRUNERS Toolset”
「次世代計算基盤に係る調査研究」 運用技術調査研究チームの取組
1998年 4 月 東京工科大学工学部情報工学科講師
2003年 4 月 東京工科大学コンピュータサイエンス学部講師
2007年 4 月 筑波大学計算科学研究センター研究員
2008年12月 筑波大学大学院システム情報工学専攻 准教授
2013年12月 東京大学情報基盤センター特任准教授
2015年12月 東京大学情報基盤センター准教授
2020年12月 東京大学情報基盤センター教授
- 高性能計算
- アクセラレータ
- 高性能インタコネクト
- 混合精度演算
- 情報処理学会
- IEEE Computer Society
- 情報処理学会 山下記念研究賞(2014)
スーパーコンピュータ「富岳」におけるシステム省電力に向けた取り組み
ミッションクリティカルシステム事業本部 UNIX&FXシステム事業部 FX運用管理ソフトウェア部 部長
A64FXシステムアプリ性能検討WG報告
名古屋大学 情報基盤センター 教授
2005年 3月 米国カリフォルニア大学バークレー校 訪問学者
2007年 4月 東京大学情報基盤センター スーパーコンピューティング研究部門 特任准教授
2011年12月 同上 准教授
2016年 4月-現在 名古屋大学 情報基盤センター 教授
(兼務)名古屋大学 大学院情報学研究科 情報システム学専攻 教授
・ソフトウェア自動チューニング
・超並列アルゴリズム
・量子アニーリング
・米国応用数理学会(SIAM)、IEEE-CS、ACM
・2002年度 情報処理学会 山下記念研究賞、2011年度 文部科学大臣表彰 若手科学者賞 受賞
・2013年「スパコンプログラミング入門 ―並列処理とMPIの学習―」
・2015年「並列プログラミング入門: サンプルプログラムで学ぶOpenMPとOpenACC」(東京大学出版会)ほか多数