イベント情報

教育・研究システムフォーラム2026「AIエージェント時代の新常識 - 教育・研究におけるAIセキュリティの最前線 -」

 

日時 2026年8月4日(火) 13:00-17:10
会場 場所:Fujitsu Uvance Kawasaki Tower(JR川崎タワー)20階大会議室 M201
(住所:神奈川県川崎市幸区大宮町1番地5)
ハイブリッド開催 集合+オンライン配信(ZOOM)
参加対象 SS研会員に限らず、どなたでも参加可能。
(懇親会への会員外ベンダーの参加はご遠慮いただきます。)
参加費 フォーラム:無料
懇親会:500円(当日受付にて申し受けます。)
参加申込み  お申し込みはこちら  7/28(火)まで
その他 SS研では本フォーラム以外に以下のオープンフォーラムを開催します。
ご興味がございましたら是非ご参加ください。

開催趣旨

 近年、生成AIをはじめとするAI技術は、教育・研究・大学運営のさまざまな場面に急速に浸透しており、単なる「AIを利用する時代」から、AIを「業務や情報基盤の一部として活用・運用する時代」へと移行しつつある。特に近年は、利用者の指示に基づいて自律的に情報収集やシステム操作を行う「AIエージェント」の実運用が現実味を帯び始めており、大学においても教育支援、研究支援、問い合わせ対応、事務業務など、多様な分野での活用が期待されている。
 一方で、AIエージェントの活用が進むにつれ、大学の情報セキュリティやガバナンスの在り方にも新たな課題が生じている。AIが人の代理として業務やシステムを操作する時代においては、従来の「人が利用すること」を前提とした情報システムやセキュリティの考え方だけでは対応が難しくなりつつあり、新たな“常識”が求められ始めている。AIエージェントにどこまで権限を与えるのか、AIが情報システムへアクセスする際の認証やアクセス制御をどのように考えるのか、またAIに業務を自動化させる際に、何をAIへ委ね、何を人が判断すべきなのかといった点について、多くの大学が模索を続けている。さらに、AI利用に伴う情報漏洩や不適切利用への対応、AIガバナンスやリテラシー教育、説明責任の確保など、技術面だけではなく制度・運用面を含めた総合的な検討も求められている。
 こうした背景を踏まえ、本年度の教育・研究システムフォーラム2026では「AIエージェント時代の新常識 ― 教育・研究におけるAIセキュリティの最前線 ―」をテーマとし、AI時代における大学の新たなセキュリティ課題とその対応、そしてAIエージェント時代に求められる「新常識」について議論を行う。具体的には、AIエージェントと認証・デジタルアイデンティティ、教育・研究現場におけるAI活用とリスク管理、AIガバナンスや制度設計など、多角的な視点から、大学におけるAIセキュリティの在り方について議論を深めていきたい。

プログラム(敬称略) ※予告なく変更する場合がございます。予めご了承下さい。

【公開可能な資料のみフォーラム終了後に掲載予定】

12:30- 受付開始(現地)
12:50- アクセス開始(オンライン)
 [司会]久保田 真一郎 (熊本大学)
13:00-13:05
開催趣旨説明
藤村 丞(福岡大学)
13:05-13:45
講演 40分

講演1
「大学におけるAI利活用とセキュリティリスク」
柿崎 淑郎 (東海大学) プロフィール

生成AIをはじめとするAI技術は,大学の教育・研究,さらには運営業務のあり方を急速に変革しつつあります.その利便性が注目される一方,学内データの取り扱い,シャドーAI問題,自律的なAIエージェントの権限管理など,情報セキュリティ上の新たなリスクやガバナンスの課題が顕在化しています.本講演では,大学運営においてAIを安全に利活用するために,直面するセキュリティリスクの全体像を俯瞰しながら,今後の対応の方向性を考察します.

大学運営, セキュリティリスク, シャドーAI, AIガバナンス
13:45-13:55 休憩(10分)
13:55-14:35
講演 40分

講演2
「Agentic AI 時代のサイバーセキュリティ:トラスト基盤を中心に」
八槇 博史 (東京電機大学) プロフィール

この2,3年、AI の利用は、LLM との対話という初期的段階を過ぎ、AIによる情報システムの制御や複数 LLM の連携によるアプリケーションの構築という新しいステージを迎えている。そこでのアクセス制御については旧来の分散システムの枠組みどころか、それを無効化するような乱雑な使用法が横行しており、他方AIを提供する事業者の「対策」は方向性が疑わしい。本講演では、現状を概観した上で、そこに不足しているトラスト基盤について考察する。

Agentic AI、トラスト、認証、SOC、マルチエージェント
14:35-14:45 休憩(10分)

14:45-15:25

講演 40分

講演3
「生成AI・AIエージェント時代の新たなセキュリティ
  富士通の生成AIセキュリティ強化技術」
及川 孝徳 (富士通株式会社) プロフィール

生成AI・AIエージェントが社会の基盤として浸透する中、AI自身が抱えるセキュリティリスク(プロンプトインジェクション、ハルシネーション、データ汚染など)への対応は喫緊の課題となっています。本講演では、生成AI・AIエージェントを安全かつ信頼性高く運用するための富士通の生成AIセキュリティ強化技術をご紹介いたします。

生成AI/AIエージェント脆弱性スキャナー,プロンプトインジェクション対策, ハルシネーション対策, ガードレール
15:25-15:35 休憩(10分)
15:35-17:05
講演 90分

パネルディスカッション
「AIエージェント時代の新常識 - 教育・研究におけるAIセキュリティの最前線 -」
ファシリテーター:
  木戸 善之 (関西大学)
パネリスト:
  柿崎 淑郎 (東海大学)
  八槇 博史 (東京電機大学)
  他、調整中
17:05-17:10
閉会挨拶
田邊 俊治 (国立情報学研究所)
17:10-17:30 休憩、懇親会準備
17:30-18:30
懇親会(会員外ベンダーの参加はご遠慮いただきます。)
※会費制:500円
  • お飲み物とおつまみの簡易パーティです。お気軽にご参加下さい。

講演者 / パネルディスカッション パネリスト

「大学におけるAI利活用とセキュリティリスク」

lecturer
柿崎 淑郎(Kakizaki Yoshio)
東海大学 情報通信学部 教授
[略歴]
2008年,東海大学にて博士(工学)を取得.その後,東京理科大学,東京電機大学を経て,2021年に東海大学情報通信学部通信ネットワーク工学科准教授として母校に戻る.現在は東海大学情報通信学部情報通信学科教授.東京電機大学,公立はこだて未来大学,各非常勤講師.情報システムとしてのセキュリティの研究に従事.日本セキュリティ・マネジメント学会,執行理事.情報処理学会,電子情報通信学会,IEEE,各会員.

 

「Agentic AI 時代のサイバーセキュリティ:トラスト基盤を中心に」

lecturer
八槇 博史(Yamaki Hirofumi)
東京電機大学 システムデザイン工学部 情報システム工学科
東京電機大学大学院 先端科学技術研究科 情報通信メディア工学専攻
東京電機大学大学院 システムデザイン工学研究科 情報システム工学専攻
教授
[略歴]
1997 日本学術振興会特別研究員 D1
1999 京都大学大学院情報学研究科社会情報学専攻博士後期課程修了
   博士(情報学)
1999-2001 同専攻 助手
2001-2006 同専攻 講師
2006-2013 名古屋大学情報基盤センター 准教授
      国立情報学研究所 客員研究員(非常勤)
2013- 東京電機大学情報環境学部 准教授
      国立理化学研究所 客員研究員(非常勤。2020-2024)
      改組・昇任を経て現在、東京電機大学システムデザイン工学部 教授

「生成AI・AIエージェント時代の新たなセキュリティ
  富士通の生成AIセキュリティ強化技術」

lecturer
及川 孝徳(Oikawa Takanori)
富士通株式会社 技術戦略本部 SME推進統括部
[略歴]
富士通株式会社 技術戦略本部 SME推進統括部 マネージャー。Data & Security領域における事業化推進を担当。研究所発の先端技術の社会実装を目的に、AIセキュリティ分野を中心としたプロジェクトにおいて顧客共創による技術検証やビジネス展開を推進している。

HPCフォーラム2026

 

日時 2026年8月3日(月) 10:00-16:30
開催方法 場所:JR川崎タワー20階大会議室M201
ハイブリッド開催(集合 + オンライン配信(ZOOM))
午前に話題提供を行い(配信は午前のみ)、午後よりグループに分かれて議論を行うワークショップ形式になります。是非、現地での討論にご参加ください。また、現地参加には人数制限があります。先着順となりますのでご了承ください。
参加対象 SS研会員に限らず、どなたでも参加可能。
参加費 無料
参加申込み  お申し込みはこちら  7/28(火)まで
その他 SS研では本フォーラム以外に以下のオープンフォーラムを開催します。
ご興味がございましたら是非ご参加ください。

開催趣旨

 AI 技術があらゆる分野に浸透した現在、HPCには従来とは全く異なる利用者層や利用形態への対応が求められるようになってきました。AIの研究・開発のみならず、産業応用や社会実装においても、HPCは不可欠な計算基盤としての役割を担いつつあります。さらに、数年以内の本格的な実用化が予測されている量子コンピュータは、単独ではなく古典的なHPCと連携して初めてその性能と特性を発揮できると考えられています。AI と HPC、量子コンピュータと HPC の連携は、今後の計算環境の姿を大きく変えていくと予想されます。このような急速な利用環境の変化を踏まえ、今回の HPCフォーラムでは「AI・量子時代に向けたHPCの進化」をテーマとして掲げました。AIとHPC、量子コンピュータとHPCの連携に取り組まれている第一線の研究者・実務者の皆様に加え、それらを支えるセキュリティおよびデータ管理の専門家の方々を講師としてお招きし、最新動向と課題をご紹介いただく予定です。開催形式は昨年と同様にワークショップ形式とし、前半は講師による話題提供セッションをオンライン・現地併用のハイブリッド形式で行います。後半は会場参加者のみを対象に、少人数のグループに分かれて講師を囲み、約3時間の自由討論を行います。講師からの知見を一方的に聞くだけでなく、参加者同士および講師との議論を通じて、HPCの将来像と私たちに求められる取り組み具体的に考える場としたいと考えています。本フォーラムが、AI・量子コンピューティング時代におけるHPCの新たな可能性と課題を共有し、それぞれの立場から今後の方向性を議論する場となることを期待しています。

プログラム(敬称略)※予告なく変更する場合がございます。予めご了承下さい。

【公開可能な資料のみ順次本ページに掲載予定】

9:30- 受付開始  (現地参加)
9:50- アクセス開始(オンライン参加)
[司会] 廣瀬 未典 (宇宙航空研究開発機構)
10:00-10:10
開催趣旨説明
南里 豪志 (九州大学)
10:10-12:30
話題提供
話題提供(予定)
HPCとセキュリティ
竹房 あつ子(国立情報学研究所)
   プロフィール・アブストラクト

非可逆データ圧縮を用いた大規模量子回路シミュレータ
今村 智史(富士通 人工知能研究所)
  プロフィール・アブストラクト

量子HPCハイブリッド計算プラットフォームによる計算可能領域の拡大
小野寺 民也(理化学研究所)
  プロフィール・アブストラクト

データスペースとAIが切り拓く次世代産業エコシステム
 - 信頼を基盤にした産業横断AIエージェント連携の実現 - 
小山 英樹(富士通 UvS&T UvStrO)
  プロフィール・アブストラクト

LLM開発における計算機環境について
横田 理央(東京科学大学)
  プロフィール・アブストラクト
12:30-13:30 ランチミーティング(60分)
軽食をご用意します。
13:30-14:40
グループ討論(70分)
複数のグループに分かれて討論
 
14:40-14:50 休憩(10分)
14:50-15:20
討論結果共有(30分)
各グループでの討論結果を共有
15:20-15:30 閉会あいさつ
15:30-16:30 お時間のある方は残って自由討論(60分)

講演者

HPCとセキュリティ

lecturer
竹房 あつ子
国立情報学研究所 アーキテクチャ科学研究系 教授 /
理化学研究所 計算化学研究センター チームプリンシパル
[略歴]
2024年9月〜現在 理化学研究所 計算科学研究センター チームプリンシパル
2021年4月〜現在 情報・システム研究機構 国立情報学研究所 教授 / 総合研究大学院大学 教授
2016年〜2021年 情報・システム研究機構 国立情報学研究所 准教授 / 総合研究大学院大学 准教授
2005年〜2016年 産業技術総合研究所 研究員、主任研究員
2002年〜2005年 お茶の水女子大学 人間文化研究科 助手 / 理学部情報科学科 講師
2000年〜2002年 日本学術振興会 特別研究員(DC2,PD)
2000年3月 お茶の水女子大学 人間文化研究科 修了 博士(理学)
 
[研究分野、研究テーマ]
  • 並列分散処理
  • 高性能計算
  • クラウドコンピューティング
  • IoT
[所属学会、受賞歴、著書など]
  • 情報処理学会
  • 電子情報通信学会
  • ACM
  • IEEE
[アブストラクト]
AI for Scienceの時代を迎え、より多様な分野の利用者に高性能計算(HPC)システムを提供することが期待され、安全かつ安心なシステム利用環境を構築する必要性が高まっている。しかし、AIに伴うセキュリティリスクも高まっており、これまでのHPCシステムでの論理的なマルチテナント化や組織ごとのセキュリティ対策では十分とは言えない。本講演では、HPCセキュリティに関する研究動向とHPCI整備計画調査研究事業で検討を進めているセキュリティガイドラインについて紹介する。
[キーワード]
  • HPCシステム, セキュリティ, コンフィデンシャルコンピューティング, TEE, Cyber Security Framework

非可逆データ圧縮を用いた大規模量子回路シミュレータ

lecturer

今村 智史
富士通株式会社 AI研究所 プリンシパルリサーチャー
[略歴]
 2017年~現在 富士通株式会社
 2022年~2024年 SNIA 日本支部 次世代メモリ・ストレージ分科会 会長
 2020年~2023年 情報処理学会 システム・アーキテクチャ研究会 幹事
 2016年~2017年 九州大学 マス・フォア・インダストリ研究所 学術研究員
 2013年~2016年 九州大学大学院 システム情報科学府 博士後期課程
[研究分野、研究テーマ]
  • 省電力並列コンピューティング
  • メモリ・ストレージシステム
  • 量子コンピューティング
  • 量子化学計算
[所属学会、受賞歴、著書など]
  • 情報処理学会 システム・アーキテクチャ研究会
  • 2012年 情報処理学会 若手奨励賞 受賞
  • 2014年 情報処理学会 山下記念賞 受賞
  • 2024年 SNIA 日本支部 功績賞 受賞
  • 2024年 情報処理学会 CS領域功績賞 受賞
[アブストラクト]
量子アプリケーションの研究開発には状態ベクトル方式の量子回路シミュレータ(SVシミュレータ)が有用あるが、量子ビット数に応じて計算量とメモリ使用量が指数増加するという課題がある。本研究では、分散並列シミュレータにGPUベース非可逆圧縮手法を統合し、世界最大規模のSVシミュレータ QompSimを開発した。ABCI-QシステムHの256ノード(1,024 GPU)を用いた評価では、高速かつ高スケーラビリティであることを実証し、最大56量子ビットのシミュレーションを達成した。
[キーワード]
  • 量子回路シミュレータ,データ圧縮,量子コンピューティング,状態ベクトル

量子HPCハイブリッド計算プラットフォームによる計算可能領域の拡大

lecturer

小野寺 民也
理化学研究所 計算科学研究センター量子HPC連携プラットフォーム部門 副部門長
[略歴、研究分野、研究テーマ]
1988年東京大学大学院理学系研究科情報科学専門課程博士課程修了。理学博士。同年日本アイ・ビー・エム(株)入社。同社東京基礎研究所にて基盤ソフトウェア等の研究開発に従事し、同研究所副所長、同社技術理事、Quantum Japan R&D担当部長等を歴任。2025年4月より現職。
[所属学会、受賞歴、著書など]
  • 情報処理学会第41回(平成2年後期)全国大会学術奨励賞、同平成7年度山下記念研究賞、同平成16年度論文賞、同平成16年度業績賞、同2023年度コンピュータサイエンス領域功績賞、日本ソフトウェア科学会2022年度基礎研究賞、各受賞。ACM (Association of Computing Machinery) Distinguished Scientist、情報処理学会フェロー、日本ソフトウェア科学会フェロー。
[アブストラクト]
我々は、「富岳」をはじめとする複数のスーパーコンピュータと、IBM社製の超伝導型量子コンピュータ「ibm_kobe」およびQuantinuum社製のイオントラップ型量子コンピュータ「黎明」を高速ネットワークで密に連携させる「量子HPCハイブリッド計算プラットフォーム」を構築しており、このプラットフォームならではの画期的なアプリケーションを鋭意探索している。本講演では、その概要の紹介する。
[キーワード]
  • 量子コンピュータ, スーパーコンピュータ, 量子古典ハイブリッド, QSCI

データスペースとAIが切り拓く次世代産業エコシステム
- 信頼を基盤にした産業横断AIエージェント連携の実現 -

lecturer

小山 英樹
富士通株式会社 Uvance Strategy & Transformation本部 Senior Director
[略歴]
1995年 富士通株式会社に入社し、通信機器(交換機・ルータ)開発に従事。NTT研究所向けの先端通信装置開発や高速伝送技術の開発を担当。 その後、マーケティング部門へ異動し、Linuxサーバの事業立上げ・拡販を推進。さらに、研究所技術の事業化を目的としたテクノロジーマーケティング活動に従事。 2009年以降は新規事業開発に主軸を移し、広告ビジネス、デジタルサイネージ、映像クラウド、衛星データ利活用など複数のビジネス立上げを推進。東日本大震災後は復興支援ビジネスや農業・食品分野の新規事業にも携わる。その後、東京オリンピック・パラリンピック関連ビジネスの企画・推進をリードし、スポンサービジネスや観戦体験価値向上施策の企画を担当。多企業との共創による新規ビジネス創出を推進。
現在は富士通株式会社 Uvance Strategy & Transformation本部にて、データスペースやAIを中心としたイノベーション戦略、新規事業創出、産業横断エコシステム形成を推進しており、xIPFコンソーシアム)社会実装WGの副主査、CSEP理事を担当。
1995年4月 ネットワーク事業本部)HW開発担当
 2004年4月 マーケティング本部)商品企画担当
 2009年4月 ビジネスインキュベーション本部 企画部(担当課長)
 2011年3月 東日本大震災 災害支援特別チーム兼務
 2014年2月 ビジネス企画・推進統括部 部長
 2016年4月 東京オリンピック・パラリンピック推進本部 企画部長
 2018年4月 スポーツ・文化イベントビジネス推進本部)ビジネス統括部長 
 2021年〜  Uvance Healthy Living、SX、Data&AI
[研究分野、研究テーマ]
  • データスペース/データ連携基盤
  • AIと産業エコシステム戦略
  • 標準化・ルール形成・ガバナンス
  • 産業横断の社会実装モデル
[所属学会、受賞歴、著書など]
  • xIPFコンソーシアム、RRI、Council for Sports Ecosystem Promotion
[アブストラクト]
データとAIを起点とした産業変革が進む中、企業単独では価値創出の限界が顕在化している。本講演では、データスペースを基盤とした産業横断型エコシステムの必要性と、その実現に向けた標準化・ガバナンス・社会実装のアプローチを解説する。さらに、コンソーシアム活動や実証事例を踏まえ、信頼を軸にした新たなビジネス創出モデルと、企業が取るべき戦略について示す。
[キーワード]
  • データスペース, AI, エコシステム, 標準化, ガバナンス

LLM開発における計算機環境について

lecturer

横田 理央
東京科学大学 総合研究院
[略歴、研究分野、研究テーマ]
2009年慶應義塾大学理工学研究科博士課程修了、同年Bristol大学ポスドク研究員、2011年Boston大学ポスドク研究員、2012年King Abdullah University of Science and Technology常勤研究員、2015年より東京工業大学学術国際情報センター准教授、2023年より東京工業大学学術国際情報センター教授、2024年より東京科学大学総合研究院スーパーコンピューティング研究センター教授、現在に至る。高性能計算、大規模深層学習に関する研究に従事。博士(工学)。
[アブストラクト]
本発表では、大規模言語モデルの学習基盤としてNVIDIA NeMoを利用する際の実践的な知見を紹介する。環境構築、学習パラメータ設定、継続事前学習、ファインチューニング、低精度演算、チェックポイント、ロギング、OOM対策など、実運用で重要となる項目を概説する。さらに、データ並列、シャード並列、パイプライン並列、テンソル並列、コンテキスト並列などの分散並列化手法について、メモリ消費量や通信オーバーヘッドの観点から整理する。Swallowプロジェクトで得られた経験を交えながら、学習の安定性、不良検知、ライブラリ保守、評価時の注意点についても述べ、NeMoを用いたLLM開発を安定かつ効率的に進めるための指針を示す。
[キーワード]
  • 大規模言語モデル, 事前学習, 分散並列学習, 省メモリ, フレームワーク

 

第48回SS研総会

 

日時 2026年4月24日(金) 総会 15:30-17:30
          懇親会17:30-18:30
開催方法

ハイブリッド開催 集合+オンライン開催(Zoom)

会場

総会:Fujitsu Uvance Kawasaki Tower 20階大会議室M201
懇親会:Fujitsu Uvance Kawasaki Tower 20階大会議室M202
※JR川崎駅付近にあるJR川崎タワー(事業所名:Fujitsu Uvance Kawasaki Tower)での開催となります。JR武蔵中原駅前にある「川崎工場」とは別物になりますのでご注意ください。

参加対象 SS研会員
参加費 総会:無料
懇親会:500円(当日受付にて申し受けます。)
参加申し込み 申込み締め切りました。ご希望の方はSS研事務局('ssken-office@ml.css.fujitsu.com')までお問い合わせください。

プログラム(敬称略)※予告なく変更する場合がございます。予めご了承下さい。

15:00- 受付開始
15:20- ZOOMアクセス開始
15:30-15:45
開会挨拶・議案書投票結果報告
岡村 耕二(九州大学)
15:45-16:45
講演50分+QA10分

特別講演
到来する人とAIが共生する社会において
イノベーション多産な国とするために我々に求められるものとは?
栗原 聡 (慶應義塾大学) プロフィール
 

今やIT後進国となってしまった日本において,経済浮揚のためにもITやAIを活用することで新たな価値を生み出す多様な社会への変容が急務である.しかし,これまでのAIは効率化のためだけの道具になってしまっている.AIはこれからどのように進化するのか? 今後到来するであろう,「人と次世代AIとの共生社会」において日本がイノベーション多産な国と変容するためのシナリオと,そのために求められる人材,そして次世代AIについて考察する.

 人とAIとの共生, イノベーション, 思いやり, 自律汎用AI, BuddyAI
プレゼン資料(PDF:4.8MB)
16:45-17:25
講演 30分+QA 10分

富士通講演
AIアバターによる質疑応答やプレゼンテーションを実現する「Fujitsu ナレッジAIアバター」のご紹介
豊田 雄志 (富士通株式会社) プロフィール
 

富士通では、AIアバターが質問に対して、例えば経営者やベテラン技術者の知識をデータ化したナレッジに基づいて回答を行うことや、プレゼンテーション資料を理解して発表原稿を作成し、発表することができる「Fujitsu ナレッジAIアバター」技術を開発しました。本技術の特徴と仕組み、利用ユースケースについてデモを交えてご紹介します。

 AIアバター, 自動プレゼン音声対話, VLM/LLM, RAG
プレゼン資料(PDF:1.5MB)
17:25-17:30
閉会挨拶
髙田 唯史 (国立天文台)
17:30-18:30
懇親会
※会費制:500円(当日受付にて申し受けます)
★立食形式の簡易懇親会になります。

講演者

到来する人とAIが共生する社会において
イノベーション多産な国とするために我々に求められるものとは?

lecturer
栗原 聡 (Kurihara Satoshi)
慶應義塾大学理工学部 教授
人工知能学会 会長
[プロフィール]
慶應義塾大学理工学部 教授.人工知能学会 会長.慶應義塾大学共生知能創発社会研究センター センター長。慶應義塾大学大学院理工学研究科修了。博士(工学)。NTT基礎研究所、大阪大学、電気通信大学を経て、2018年より現職。科学技術振興機構(JST)さきがけ「社会変革基盤」領域統括。オムロンサイニックエックス社外取締役、日本DX人材アセスメント機構理事長、総務省・情報通信法学研究会構成員など。マルチエージェント、複雑ネットワーク科学、計算社会科学などの研究に従事。著書『AIの倫理 人間との信頼関係を創れるか』(角川新書)、『AIにはできないー人工知能研究者が正しく伝える限界と可能性』(角川新書)、『AIの倫理 人間との信頼関係を創れるか』(角川新書),『AI兵器と未来社会キラーロボットの正体』(朝日新書)、編集『人工知能学事典』(共立出版、2017)など多数。

AIアバターによる質疑応答やプレゼンテーションを実現する
「Fujitsu ナレッジAIアバター」のご紹介

lecturer
豊田 雄志 (Toyoda Yuushi)
富士通株式会社
フィジカルAI研究所 フィジカルOS CPJ
シニアプロジェクトディレクター
[略歴]
 2001年 富士通株式会社 入社
 2014年 カリフォルニア大学サンタバーバラ校 訪問研究員
 2018年 南カリフォルニア大学 訪問研究員
 2022年 富士通株式会社 コンバージングテクノロジー研究所
           プロジェクトマネージャー
 2023年 富士通株式会社 人工知能研究所
           シニアリサーチマネージャー
 2024年 富士通株式会社 人工知能研究所
            リサーチディレクター
 2026年 富士通株式会社 フィジカルAI研究所
            シニアプロジェクトディレクター

[研究分野、研究テーマ]
  • フィジカルAI
  • 領域特化AI
  • コンピュータービジョン
  • ヒューマン・コンピューター・インタラクション

[所属学会、受賞歴、著書など]
  • 書籍共著「操作・検査のタッチレス化/非接触化のための設計ポイントと最新動向」
  • 公益社団法人発明協会 関東地方発明表彰 発明奨励賞

 

SS研冬イベント 展示紹介

日時 2025年12月23日(火) 13:00-15:00
会場 Fujitsu Uvance Kawasaki Tower(JR川崎タワー) 20階大会議室M202

 

SS研分科会の会場隣で展示しています。申込不要ですので、ぜひ展示会場にお越しください。

【展示一覧】展示概要はリンク先を参照ください(敬称略)

機関名 展示内容 機関名 展示内容
宇宙航空研究開発機構 MR(Mixed Reality)による体感型可視化
HOVAR: HOlogram Visualization of Airflow in Reality
香川大学 香川大学のDX推進の取り組み
九州大学情報基盤研究開発センター スーパーコンピュータシステム玄界 高度情報科学技術研究機構 スパコン「富岳」の利⽤研究事例の発信
静岡大学 AIをフル活用して開発した”勘の塊”のようなスケジューリングソルバー 広島大学 広島大学における
ローカル5G実験環境とデジタルツインの構築
富士通
ミッションクリティカルシステム事業本部
~40年培った水冷技術で持続可能な社会に貢献~
Fujitsu Liquid Cooling Management for Datacente
富士通Japan
Public&Education事業本部
AIとデータが創る持続可能な大学の未来
エフサステクノロジーズ
サーバ&ストレージ事業本部
PRIMERGY CDI
データセンターのインフラを最適化
エフサステクノロジーズ
プロダクトソリューション本部
機密データを守りながら生成AI活用
Private AI Platform on PRIMERGY

2025年度 冬イベント

 

日時 2025年12月23日(火) 冬イベント 10:00-18:00
           懇親会 18:00-19:00
開催方法

ハイブリッド開催 集合+オンライン開催(Zoom)

会場

 Fujitsu Uvance Kawasaki Tower(JR川崎タワー) 20階大会議室
※JR川崎駅付近にあるJR川崎タワーでの開催となります。JR武蔵中原駅前にある「川崎工場」とは別物になりますのでご注意ください。

参加対象 SS研会員限定
※教育・研究システム分科会についてはCS研/IS研の方も参加可能です。
参加費 会合、展示見学・ランチ:無料
懇親会:500円(当日受付にて申し受けます。)
参加申し込み  [開催済]

 

全体プログラム※予告なく変更する場合がございます。予めご了承下さい。

時間 イベント 会場
10:00-13:00 教育・研究システム分科会2025年度会合
テーマ「大学DXを導くAI活用の羅針盤 ― マネジメント・ガイドライン・倫理」
M201
13:00-15:00 展示見学・ランチ

10件の展示があります。展示概要につきましては以下をご参照ください。
SS研冬イベント 展示紹介

M202
15:00-18:00 HPC分科会2025年度会合
テーマ「AIと開発・利用支援の融合 ~人とHPCをつなぐ新基盤~」
M201
18:00-19:00
懇親会
※会費制:500円(当日受付にて申し受けます)
★立食形式の簡易懇親会になります。
M202