イベント情報

SS研HPCフォーラム2024 HPC、どう使ってる? ~HPCをもっと楽しもう!~

印刷用ご案内

日時 2024年8月6日(火) 10:00-16:00
開催方法 場所:富士通ソリューションスクエアS棟3階P1
(住所:東京都大田区新蒲田1-17-25)

ハイブリッド開催(集合 + オンライン配信(ZOOM))
配信は午前中のみとなります。是非、現地での討論にご参加ください。また、現地参加には人数制限があります。先着順となりますのでご了承ください。
参加対象 SS研会員に限らず、どなたでも参加可能。
参加費 無料
参加申込み [開催済]
その他 SS研では本フォーラム以外に以下のオープンフォーラムを開催します。
ご興味がございましたら是非ご参加ください。

開催趣旨

 今回のHPCフォーラムは、従来の講演会形式ではなく、参加者の皆さんが小グループに分かれて議論を行うワークショップ形式で開催し、より良いHPCの使い方について大いに討論して頂きたいと思います。
 昨今、HPC上で実行されるアプリケーションはMPI等を使った並列シミュレーションだけではなく、大規模ワークフローの実行やPythonで記述されたフレームワーク経由でHPCを使う事例が増えてきています。
 このように使い方が多様化するアプリケーションをHPC上でより良く使うには、個々のプログラムの性能や利用者毎の使い勝手だけでなく、システム全体の効率や利用者間の公平性などを総合的に考える必要があります。そこで、今回のHPCフォーラムでは、まず数名の講演者の皆様に、現在HPCがどのように使われているのか、もしくは、より良いHPCの利用に向けてどのような方法が考えられるか、などについてお話しして頂きます。その後、参加者の皆さんに小人数のテーブルに分かれて頂き、昼食も含めて3時間ほど、HPCの使い方について自由に討論(もしくは雑談)して頂きます。最後に、各テーブルでの討論の概要を参加者全体で共有することで、今後のより良いHPC環境の実現に向けた一歩に出来れば、と考えております。
 前半の話題提供はオンラインと現地のハイブリッド開催ですが、後半の討論は現地のみでの開催です。是非この機会に現地でご参加いただき、HPCの使い方についての雑談をお楽しみください。

プログラム(敬称略)※予告なく変更する場合がございます。予めご了承下さい。

【公開可能な資料のみ順次本ページに掲載予定】

9:30- 受付開始  (現地参加)
9:50- アクセス開始(オンライン参加)
[司会]富士通委員
10:00-10:10
開催趣旨説明
南里 豪志(九州大学)
10:10-12:00
話題提供
話題提供(予定)
創薬DXプラットフォーム
  千葉 峻太朗(理化学研究所)
      プロフィール・アブストラクト
      講演資料 (PDF:4.3MB)

天気予報を支えるHPC ~「数値予報」の実際~
  長谷川 昌樹(気象庁)
      プロフィール・アブストラクト
      講演資料 (PDF:5.1MB)

生成AIで拓くものづくりの民主化と自動化
  西口 浩司(名古屋大学)
      プロフィール・アブストラクト
      講演資料 (PDF:4.3MB)

スーパーコンピュータ「富岳」で学習した大規模言語モデルFugaku-LLM
  白幡 晃一(富士通株式会社)
      プロフィール・アブストラクト
      講演資料(PDF:3.0MB)

HPCシステムのインタラクティブ化技術 大規模並列アプリの即時実行・効率化
  大辻 弘貴(富士通株式会社)
      プロフィール・アブストラクト
      講演資料(PDF:3.9MB)
12:00-13:00 ランチミーティング(60分)
軽食をご用意します。
13:00-14:10
グループ討論(70分)
複数のグループに分かれて討論
 
14:10-14:20 休憩(10分)
14:20-14:50
討論結果共有(30分)
各グループでの討論結果を共有
14:50-15:00 閉会あいさつ
15:00-16:00 お時間のある方は残って自由討論(60分)

講演者

創薬DXプラットフォーム

lecturer

千葉 峻太朗
理化学研究所 計算科学研究センター 研究員
[略歴]
2017年-現在   理化学研究所 研究員
2013年-2017年 東京工業大学大学院 情報生命博士教育院
         特任助教
2013年      東京工業大学大学院 生体分子機能工学専攻
         櫻井実研究室 博士(工学)取得
 
[研究分野、研究テーマ]
  • 生体分子の解析のための分子シミュレーション・機械学習
  • 創薬計算のためのワークフロー構築
[所属学会、受賞歴、著書など]
  • 日本薬学会 構造活性相関部会 幹事・分野ファシリテータ
  • ライフインテリジェンスコンソーシアム(LINC)のWG03「バイオロジクス・ニューモダリティ」のリーダ
  • 構造活性相関シンポジウム優秀発表賞(口頭) 「幾何学的相互作用解析と機械学習による抗原-抗体複合体側鎖モデル構造の妥当性予測」 第48回構造活性相関シンポジウム (2020年)
  • 構造活性相関シンポジウム優秀発表賞(口頭) 「抗原・抗体複合体立体構造に基づく2アミノ酸同時変異戦略による新規抗体創製」第47回構造活性相関シンポジウム (2019年)
[アブストラクト]
創薬には、薬の標的タンパク質の決定、標的タンパク質の機能を制御する化合物のデザイン、その化合物の医薬品としての安全性の担保、薬効の評価など多数のプロセスが存在します。いままで、私たちは個別のプロセスを高効率化するAIやシミュレーション技術を開発してきました。そして、さらにそれらを一つのシステムに統合し、創薬プロセスを一気通貫させる「創薬DXプラットフォーム」の開発によって、創薬プロセスの全体最適化を目指しています。
[キーワード]
  • IT創薬、DX、HPC,ワークフロー, スーパーコンピュータ「富岳」

天気予報を支えるHPC ~「数値予報」の実際~

lecturer

長谷川 昌樹
気象庁 情報基盤部 数値予報課
数値予報モデル基盤技術開発室 調査官
[略歴]
1987年 気象大学校卒業後、旭川地方気象台、札幌管区気象台、気象庁本庁、気象衛星センターにて、気象観測、地震観測、気象予報、計算機システムの運用・整備、技術開発計画の調整、気象衛星の運用計画・整備計画などに従事。気象業務の様々な現場で、計算機システムの導入に取組む。特に、職歴の半分は歴代スーパーコンピュータシステムの導入・運用管理にあたった。

2024年4月 数値予報課 調査官
2023年4月 気象衛星センター所長
2021年4月 気象衛星課長
2019年4月 気象衛星課 衛星運用事業管理官
2017年10月 企画課 技術開発調整官
2014年4月 情報通信課 プログラム班長
1987年-2014年 旭川地方気象台、札幌管区気象台、気象庁本庁
1983年4月 気象大学校
[アブストラクト]
こんにちの天気予報は、「数値予報」を使うことで高い精度で行われている。これは、HPCによって初めて可能となった非常に高度で複雑な処理である。同時に、国民の安全・安心を支える役割を担っており、いつも欠かさず確実に実行することが求められている。気象庁が毎日の天気予報のために計算している数値予報の中身や、その複雑な処理を確実に管理・実行するための工夫の一端を紹介する。
[キーワード]
  • 数値予報、データ同化、可用性、ジョブ制御、ワークフロー

生成AIで拓くものづくりの民主化と自動化

lecturer

西口 浩司 (NISHIGUCH Koji)
名古屋大学 大学院工学研究科 准教授
[略歴]
名古屋大学 大学院工学研究科 准教授、理化学研究所 計算科学研究センター 客員研究員。2015年 広島大学 大学院工学研究科 博士課程修了、博士(工学)。日東電工株式会社、理化学研究所 計算科学研究機構 特別研究員、理化学研究所 計算科学研究センター 特別研究員、名古屋大学 大学院工学研究科 講師を経て、2023年より現職。超並列計算に適したオイラー型構造・流体統一解法とその深層生成モデル,および産業応用の研究に従事。
[研究分野、研究テーマ]
  • 計算力学(非線形構造解析,流体構造連成解析)
  • 高性能計算
  • 3D生成AI
[所属学会、受賞歴、著書など]
International Association of Computational Mechanics
日本計算工学会
日本機械学会
自動車技術会
土木学会
日本建築学会

[受賞歴]
  1. 第29回計算工学講演会グラフィクスアワード特別賞(High performance賞),2024年6月,日本計算工学会
  2. 第27回計算工学講演会グラフィクスアワード最優秀賞,2022年6月,日本計算工学会
  3. 第27回計算工学講演会グラフィクスアワード動画賞,2022年6月,日本計算工学会
  4. 第26回計算工学講演会グラフィクスアワード特別賞(Meshman Data Science賞),2021年5月,日本計算工学会
  5. 応用力学論文奨励賞,2019年6月,土木学会 応用力学委員会
  6. 応用力学シンポジウム講演賞,2016年12月,土木学会 応用力学委員会
  7. 論文賞,2015年5月,日本計算工学会
  8. 奨学褒章,2010年3月,日本船舶海洋工学会
  9. 奨学褒章,2008年3月,日本船舶海洋工学会
  10. エクセレント・スチューデント・スカラシップ,2007年12月,広島大学
[アブストラクト]
2022年以降,Dream Fusion(Google),Magic 3D(Nvidia),Point-E(OpenAI)をはじめとする3D生成AI(text-to-3Dモデル)が続々と登場している.ただし,自然言語・画像・動画に比べ3D形状のデータセット数は少なく,構造力学的情報が含まれたデータセットは提案されていない.そこで我々は,構造最適設計が難しいギガキャスト構造等への応用を目指し,スーパーコンピュータ「富岳」による超多ケース弾塑性解析で作成したデータセットに基づく3D生成AI(parameter-to-3Dモデル)の研究を進めている.本講演では,その現況と今後の展開について述べるとともに,日米欧で活発化している AI for Scienceの最新動向についても概観する.
[キーワード]
  • 3D生成AI, ギガキャスト, スーパーコンピュータ「富岳」, 弾塑性解析, AI for Science

スーパーコンピュータ「富岳」で学習した大規模言語モデルFugaku-LLM

lecturer

白幡 晃一
富士通株式会社 人工知能研究所
シニアプロジェクトディレクター
[略歴]
2015年3月 東京工業大学 大学院情報理工学研究科 博士後期課程修了 博士(理学)
2015年4月 株式会社富士通研究所 コンピュータシステム研究所 入社
2018年10月~2021年3月 株式会社富士通研究所 ICTシステム研究所 シニアリサーチャー
2021年4月~2022年3月 富士通株式会社 ICTシステム研究所 主任研究員
2022年4月~2023年3月 富士通株式会社 コンピューティング研究所 プロジェクトマネージャー
2023年6月~2024年3月 富士通株式会社 コンピューティング研究所 リサーチディレクター
2024年4月~現在 富士通株式会社 人工知能研究所 シニアプロジェクトディレクター
[研究分野、研究テーマ]
  • 深層学習や構造解析・流体・量子化学シミュレーションの高速化
  • 性能と信頼性を両立する大規模言語モデル・生成AIの開発
[所属学会、受賞歴、著書など]
  • 情報処理学会
  • 2020年、2021年スーパーコンピュータ「富岳」およびABCIを用いて機械学習処理性能ベンチマークMLPerf HPCで世界最高性能を達成
[アブストラクト]
日本のトップスパコンである「富岳」では元々大規模言語モデル(LLM) 等の大規模深層学習モデルの学習は想定アプリケーションでなかったため、それに向けた性能最適化は実装されていなかった。大規模深層学習モデルを開発するための計算環境を整備するため、「富岳」を活用したLLMの分散並列学習手法として、「富岳」上で深層学習フレームワークを用いた大規模分散並列実行の性能を最適化し、日本語を中心とした独自のデータで一からLLMを学習した。
[キーワード]
  • 「富岳」、大規模言語モデル、分散並列学習、生成AI、深層学習

HPCシステムのインタラクティブ化技術
 大規模並列アプリの即時実行・効率化

lecturer

大辻 弘貴 (Ohtsuji Hiroki)
富士通株式会社 コンピューティング研究所
プリンシパルリサーチャー
[略歴]
2021年10月 富士通株式会社コンピューティング研究所
       プリンシパルリサーチャー
 2016年4月 株式会社富士通研究所(現富士通株式会社)入社
 2016年3月 筑波大学大学院コンピュータサイエンス専攻
       博士後期課程修了
       博士(工学)
[研究分野、研究テーマ]
  • 高性能計算環境向けシステムソフトウェア
  • 高速並列ファイルシステム
  • ジョブスケジューラシステム
  • 大規模並列システムの設計・構築および運用
[所属学会、受賞歴、著書など]
  • 情報処理学会学会(HPC研究会運営委員)
  • IEEE会員
[アブストラクト]
HPCシステムの多くは投入されたタスクを順次実行するジョブスケジューラにより運用されていることから、数分で終わる処理であったとしても長時間の待機を余儀なくされることがある。この特性は、大容量化が進むAIアプリケーションをHPCシステムで動作させる際に大きな課題となっている。本講演では、富士通が開発を進めている「インタラクティブHPC」技術の解説と適用事例紹介を行う。本技術は、並列処理の時間分割実行を極めて少ない性能劣化で実現することで、インタラクティブ実行を可能にするとともにシステム全体の利用効率を向上させることができる。
[キーワード]
  • HPCシステム, 効率化, ジョブスケジューラ, バッチキューシステム, タイムスライス実行

SS研教育環境フォーラム2024 人口減少時代の教育を支えるICT  ~シーズ、ニーズ、デザインからの実践~

印刷用ご案内

日時 2024年8月5日(月) 13:50-17:30
開催方法

富士通ソリューションスクエアS棟3階P1

(住所:東京都大田区新蒲田1-17-25)
ハイブリッド開催 集合+オンライン配信(ZOOM)

参加対象 SS研会員に限らず、どなたでも参加可能。
(懇親会への会員外ベンダーの参加はご遠慮いただきます。)
参加費 フォーラム:無料
懇親会:500円(当日会場受付にて申し受けます。)
参加申込み 開催済
その他

SS研では本フォーラム以外に以下のオープンフォーラムを開催します。
ご興味がございましたら是非ご参加ください

開催趣旨

 日本では、少子高齢化が急速に進展した結果、2008年をピークに総人口が減少に転じ、人口減少時代を迎えています。国立社会保障・人口問題研究所の調査によると、2020年の総人口は1億2,615万人でしたが、将来推計では2070年には総人口が9,000万人を割り込み、高齢化率は39%に達すると予測されています。
 このような社会において、教育の重要性が一層高まる一方で、どのように効果的な教育を提供していくのかという課題が浮き彫りになっています。これらの課題に対して、ICTを活用した取り組みが進められています。
 本フォーラムでは、「人口減少時代の教育を支えるICT」をテーマに、シーズ、ニーズ、デザインの観点から教育実践に関する話題提供を行い、議論していきます。

プログラム(敬称略)※予告なく変更する場合がございます。予めご了承下さい。

【公開可能な資料のみ本ページに掲載予定】

13:40- アクセス開始(オンライン)
[司会] 久保田 真一郎 (熊本大学)
13:50-13:55
開催趣旨説明
村上 正行 (大阪大学)
13:55-14:25
講演 30分

講演1
「データ活用型学習:日々の授業や学びに用いるラーニングアナリティクス」
堀越 泉 (京都大学)プロフィール
 

教育ICT 環境の整備が進み、1人1台端末を活用した授業実践も進んでいる。ICT活用型の授業は教え方・学び方の可能性を広げるとともに、学習者や教員がどのように学び、教えたかという教育データが蓄積する。本講演では、日々の授業や学びに用いられるラーニングアナリティクスとして、データ活用型の学習支援システムなどのシーズと、先進校のデータ活用型学習の事例を紹介する。

データ活用型学習,ラーニングアナリティクス,教育データ利活用,1人1台端末,NEXT GIGA
14:25-14:55
講演 30分

講演2
「人口減少社会時代の地域教育
  -ICTを活用したT-baseのチャレンジ-」
佐藤 豊記 (北海道高等学校遠隔授業配信センター(T-base)次長)プロフィール
 

従来から「広域・分散型」とよばれる北海道での教育は、人口減少社会時代を迎えて、小規模校化が加速している。一方で学習指導要領は改訂によって生徒が学ぶ教科科目が増えると同時に、生徒の主体的な学び、個別最適化、共同的な学びなど現場が果たすべきミッションが増えている。小規模校の少ない人手で教育の保障を担保し、生徒の進路希望を実現するために北海道では札幌に遠隔授業配信センター(T-base)を設置し、24名の専任スタッフ(道立学校教員)が31校の道立高校に週250時間の授業をライブ配信している。現場の創意工夫と外部との連携によって、ICTを活用した新しい教育スタイルの確立に向けて、トライアンドエラーを繰り返しながら取り組んでいる。.

教育の質の保障, フラットな組織運営, 外部連携, メタバース, 公教育の役割,合同授業
14:55-15:10 休憩(15分)
15:10-15:40
講演 30分

講演3
「ハイブリッド型授業の設計支援
  ~ リビルド法と授業デザインツールキット ~」
杉浦 真由美 (北海道大学)プロフィール
 

コロナ禍以降、オンライン教育のメリットが活かされた形で、ハイブリッド型教育の普及が推進されている。一方、多様な分野の教員が、同期型と非同期型を効果的に組み合わせてハイブリッド型授業を設計するのは容易ではなく、設計手法の開発が課題となっていた。 本講演では、大学教員のニーズに基づき開発した授業設計手法である「リビルド法」と、ハイブリッド型授業の設計を支援する「授業デザインツールキット」について紹介する。

ハイブリッド型授業, 授業設計, 授業デザイン, ツールキット, リビルド法
プレゼン資料(PDF:1.6MB)
15:40-16:10
講演 30分

講演4-1
「神山まるごと高専の学び
  デザイン×テクノロジー×起業家精神」
鈴木 敦子 (神山まるごと高等専門学校 副校長)プロフィール
 

人口約4700人の徳島県神山町に、2023年4月私立の高専としては19年ぶりの新設校として、神山まるごと高専は開校しました。
カリキュラムは、デザイン×テクノロジー×起業家精神で組み立て、また全寮制の生で地域や社会にご協力いただきながらの学びの、開校の2年目の挑戦をお伝えします。

高専, アントレプレナー教育, 共創, 次世代教育
16:10-16:20
講演 10分

講演4-2
「ともにイノベーションを!
 神山まるごと高専と富士通がめざすこと」
濱上 隆道 (富士通株式会社)プロフィール
 

富士通は「神山まるごと高専」へ10億円を拠出しスカラーシップパートナーとなりました。投資をするだけではなく、学生との課外活動を実施してきました。その活動は、学生とともに学ぶ「Co-Learning」の場として捉え、一方通行の関係ではなく、学び合う関係を持ちながら進めてきました。本講演では、当社がパートナーとなった背景や、具体的な活動の内容、そして活動を通して生まれた変化などを紹介します。

パーパス, Co-Learning, 学生と社会人とのつながり, 人間の未来を変える新しいビジネス, イノベーション
プレゼン資料(PDF:3.5MB)
16:20-16:35 休憩(15分)
16:35-17:25
講演 50分

パネルディスカッション
「人口減少時代の教育を支えるICT
   ~シーズ、ニーズ、デザインからの実践~」
ファシリテーター:
村上 正行 (大阪大学)
パネリスト:
喜多 一 (京都大学)プロフィール
堀越 泉 (京都大学)
佐藤 豊記
   (北海道高等学校遠隔授業配信センター
   (T-base)次長)
杉浦 真由美 (北海道大学)
鈴木 敦子
   (神山まるごと高等専門学校 副校長)
濱上 隆道 (富士通株式会社)
17:25-17:30
閉会挨拶
小林 真也 (愛媛大学)
17:30-17:45 休憩、懇親会準備
17:45-19:15
懇親会(会員外ベンダーの参加はご遠慮いただきます。)
※会費制:500円
  • お飲み物とおつまみの簡易パーティです。お気軽にご参加下さい。

講演者/パネルディスカッション パネリスト

「データ活用型学習:日々の授業や学びに用いるラーニングアナリティクス」

lecturer
堀越 泉(Horikoshi Izumi)
京都大学 学術情報メディアセンター 助教
2021年上智大学にて博士号(工学)取得.2022年3月より,京都大学・学術情報メディアセンター助教. 学習ツールを横断したラーニングアナリティクスのための技術標準の実用化,リアルワールドデータに 基づくラーニングアナリティクス研究の実証,データ活用型学習の実証に従事.

「人口減少社会時代の地域教育
  -ICTを活用したT-baseのチャレンジ-」

lecturer
佐藤 豊記
北海道高等学校遠隔授業配信センター(T-base) 次長
[略歴]
平成 8年 北海道道立高等学校教諭(地歴・公民)採用
平成11年 洞爺村立北海道洞爺高等学校
平成19年 北海道江別高校学校教諭
平成27年 北海道札幌東陵高等学校教諭
令和 3年 北海道高等学校遠隔授業配信センター教諭
令和 5年 北海道高等学校遠隔授業配信センタ-次長
  • 文部科学省学校戦略DXアドバイザー(令和5年~)
  • 財務省北海道財務局財務行政アドバイザー(令和5年~)
  • 北海道高等学校教育研究会地歴公民部会事務局長(令和6年~)
  • 北海道高等学校政治・経済研究会理事(令和5年~)
  • 公民科・家庭科連携学習会主宰(令和3年~)
[研究分野、研究テーマ]
  • 小規模校における遠隔教育
  • 高等学校における教科連携
  • 金融経済教育
[所属学会、受賞歴、著書など]
  • 北海道公民教育学会

「ハイブリッド型授業の設計支援
  ~ リビルド法と授業デザインツールキット ~」

lecturer
杉浦 真由美(Mayumi Sugiura)
北海道大学 大学院教育推進機構 准教授
[略歴]
早稲田大学大学院修了 博士(人間科学)。札幌医科大学講師を経て現職。研究分野は教育工学・インストラクショナルデザイン・医学教育・eラーニング。
[研究分野、研究テーマ]
インストラクショナルデザインの知見に基づき、教育の効果・効率・魅力を高める手法を追求する教育工学分野の研究に取り組んでいます。主に、ハイブリッド型授業の設計手法の開発や授業設計の支援、ICTを活用した教育の効果検証などを行っています。また授業では「大学生の学び」に着目して、ピアレスポンスやフィードバック・リテラシーをキーワードとした実践研究に取り組んでいます。加えて、学外では、管理職を対象とした教育セミナー、オンラインプラットフォーム開発、コンテンツの制作などに携わっています。
[所属学会、受賞歴、著書など]
(所属学会)
  • 日本教育工学会
  • 教育システム情報学会
  • 日本医学教育学会
  • 日本インターベンショナルラジオロジー学会

(受賞)
Katsusuke Shigeta, Mayumi Sugiura(2023)Best-in-Track; Blended Teaching and Learning track, Rebuilding method : Developing the course design strategy for blended learning with an interactive toolkit, Online Learning Consortium; OLC Innovate 2023

(著書)
  • 2018年 伝わる・身につく ナースのための教える技術 メディカ出版
  • 2021年 医療者のための教える技術 オンラインと対面のハイブリッド型教育研修 メディカ出版
 

「神山まるごと高専の学び
  デザイン×テクノロジー×起業家精神」

lecturer
鈴木 敦子(Suzuki Atsuko)
神山まるごと高等専門学校 副校長
早稲田大学卒業後、起業家型リーダーの育成を通じて社会の発展に寄与するNPO法人ETIC.立ち上げに参画。 理事兼事務局長、人事会計総務、マネジメントサイクル、バックオフィス全般を担うと共に、プログラムのコーディネーターとして、 多くの起業家を支援してきました。2024年度より副校長として、神山まるごと高専参画。人間の未来を変える学校になるように、みんなでチャレンジしていきます。
[略歴]
1995年3月 早稲田大学第二文学部卒業
1993年4月 起業家支援団体ETIC.で活動開始(創業)
2000年3月 特定非営利活動法人ETIC.登記・事務局長就任
2021年8月 体制変更により同上理事退任
2024年4月 神山まるごと高専副校長就任

「ともにイノベーションを!
   神山まるごと高専と富士通がめざすこと」

lecturer
濱上 隆道(Hamagami Takamichi)
富士通株式会社 CEO室 CDXO Division シニアマネージャー
出身は兵庫県城崎町。
富士通入社後、29年間の東京で勤務。大手製造業をマーケットとしたセールス部門で活動後、2020年4月から徳島へ。 徳島支店長・支社長の3年間を経て、昨年4月~ CEO室 DX Divisionへ異動し、神山まるごと高専のコラボ活動を担務。

「人口減少時代の教育を支えるICT
   ~シーズ、ニーズ、デザインからの実践~

lecturer
喜多 一(Kita Hajime)
京都大学 国際高等教育院 教授
1959年生まれ、1987 年京都大学大学院工学研究科博士課程研究指導認定退学、工学博士、 京都大学 工学部 助手、東京工業大学 大学院 総合理工学研究科 助教授、大学評価・ 学位授与機構 教授、京都大学 学術情報メディアセンター 教授を経て 2013年より京都大学 国際高等教育院 教授、2016年9月まで同院副教育院長、2016年10月より2021年3月まで 京都大学情報環境機構 機構長を兼務。2023年4月より大学 ICT 推進協議会事務局長代行を兼務。 システム制御情報学会、計測自動制御学会、情報処理学会、社会・経済システム学会などの会員。 情報処理学会 一般情報教育委員会 委員。社会・経済システム学会 2023, 2024年度会長。 専門はシステム工学、情報教育。社会シミュレーション、一般情報教育、初学者のプログラミング教育の 研究に従事。「Pythonプログラミング学習のための教科書の作成と無料公開」で 情報処理学会 2021年度優秀教材賞を受賞。

第46回SS研総会

日時 2024年4月26日(金) 総会 14:30-17:30
         懇談会17:40-19:00
※従来とは異なり「4月26日」開催となりますのでご注意ください。
開催方法

ハイブリッド開催 集合+オンライン開催(Zoom)

会場

総会:JR川崎タワー20階大会議室M203
懇親会:JR川崎タワー20階大会議室M202
※従来の汐留シティセンターではなく、JR川崎駅付近にあるJR川崎タワーでの開催となります。JR武蔵中原駅前にある「川崎工場」とは別物になりますのでご注意ください。

参加対象 SS研会員
参加費 総会:無料
懇親会:500円(当日受付にて申し受けます。)
参加申し込み [開催済] 総会は無事終了しました。ありがとうございました。

プログラム(敬称略)※予告なく変更する場合がございます。予めご了承下さい。

14:00- 受付開始
14:20- ZOOMアクセス開始
14:30-14:35
挨拶
江口 義明(富士通株式会社)
14:35-14:45
開会挨拶・議案書投票結果報告
岡村 耕二(九州大学)
14:45-15:25
講演30分+QA10分

富士通講演
SLIMプロジェクトにおける富士通の役割
中野将弥(富士通株式会社)プロフィール
 

「SLIM」プロジェクトにおいて富士通が担っていた、衛星管制システム運用、画像航法支援、軌道決定の業務について紹介します。特に深宇宙探査機に対して40年近くの実績がある軌道決定運用を中心に、「SLIM」軌道決定の苦労や難しさ、ピンポイント月面着陸直前の軌道決定の裏側についてお話ししていきます。

軌道力学, 軌道決定,衛星管制システム運用, 画像航法支援
プレゼン資料(PDF:5.66MB)
15:25-15:35 休憩[10分]
15:35-16:30
講演 45分+QA 10分

特別講演
小型月着陸実証機「SLIM」の月面着陸とその意義
坂井真一郎(宇宙航空研究開発機構)プロフィール
 

小型月着陸実証機「SLIM」は、準備期間を経て、2016年4月から活動を開始したJAXAプロジェクトである。開発された探査機は、2023年9月7日にH-IIAロケットによる地球周回軌道への投後、軌道遷移等を経て、2024年1月20日に月面へ着陸した。搭載カメラの画像から、着陸精度は少なくとも10m程度と評価されており、世界初となるピンポイント月面着陸を達成した。本講演では、着陸およびその後の運用結果を紹介し、その意義について述べる。

ピンポイント着陸, 航法誘導制御, 月着陸, 月惑星探査, 宇宙探査
プレゼン資料(PDF:12.1MB)
16:30-17:25
講演 45分+QA 10分

特別講演
玩具会社がSORA-Qを通じて宇宙事業に関わる理由や想い
赤木謙介(株式会社タカラトミー)プロフィール
 

宇宙産業とは遠い存在にある子ども達を相手に事業展開する玩具企業が、今回JAXAと月面ロボットを共同研究する事になった経緯や完成までの苦労について紹介、また月着陸実証機SLIMによる月面着陸後も含めて、玩具会社として今後どのような関わり方をしていくのか、玩具と子どもと宇宙を交えた構想について触れていきます。

SORA-Q、玩具の技術、宇宙産業と地上での活動
プレゼン資料(PDF:7.56MB)
17:25-17:30
閉会挨拶
高木 亮治 (宇宙航空研究開発機構)
17:30-17:40 移動・休憩
17:40-19:00
懇親会
※会費制:500円

講演者

SLIMプロジェクトにおける富士通の役割

lecturer
中野 将弥(Nakano Masaya)
富士通株式会社 PSITS-P4
[プロフィール]
人工衛星・探査機の軌道決定解析や運用支援、軌道計画立案業務など、軌道力学に関わる業務を実施。「SLIM」プロジェクトでは2016年より軌道決定解析業務に従事し、月遷移軌道~月面着陸までの軌道決定運用を担当。

小型月着陸実証機「SLIM」の月面着陸とその意義

lecturer
坂井 真一郎(Sakai Shinichiro)
宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究所
宇宙機応用工学研究系 教授
SLIMプロジェクトマネージャー
[略歴]
2000年、東京大学大学院電気工学専攻博士課程修了。2001年に宇宙科学研究所に助教として採用後、れいめい(INDEX)、ASTRO-G、ひさき(SPRINT-A)、あらせ(ERG)等、科学衛星の姿勢制御系開発に従事。併せて人工衛星の姿勢制御、電磁気フォーメーションフライト、探査機の着陸航法誘導制御等の研究に従事。2005年より准教授、2019年より教授。2016年4月から、SLIMプロジェクトマネージャーを併任
[研究分野、研究テーマ]
  • 人工衛星の姿勢制御、姿勢決定、ダイナミクス
  • フォーメーションフライト、特に電磁気フォーメーションフライト
  • 探査機の着陸航法誘導制御
[所属学会、受賞歴、著書など]
  • 日本航空宇宙学会
  • 電気学会
  • 日本工業新聞社 第14回先端技術学生論文 最優秀賞(文部大臣賞), 2000年
  • 電気学会 電気学術振興賞(論文賞), 2000年
  • 第51 回宇宙科学技術連合講演会, 若手奨励賞最優秀賞, 2007年

玩具会社がSORA-Qを通じて宇宙事業に関わる理由や想い

lecturer
赤木 謙介(Akagi Kensuke)
株式会社タカラトミー
事業統括本部 メディア戦略室 D2C・CX戦略部 部長
[プロフィール]
キャラクターアニメ玩具から宇宙関連玩具まで各企業とのアライアンス事業の運営、マーケティング・企画業務を実施。JAXA、ソニーグループ、同志社大学と共に変形型月面探査ロボットSORA-Qを共同開発し、さらにSORA-Qの地上での事業活動において1分の1サイズの遊べるレプリカとして、SORA-Q Flagship Modelを発売。月面ミッション自体の認知を子ども達に広げる宣伝活動を推進。

BoF 2023年度 BoF "Birds of a feather" 

BoF : 特定のテーマに興味を持つ有志による集会

日時 2023年11月27日(月)16:30~
開催方法

オンライン開催(ZOOM予定)
全体で議論するテーマの話題を視聴した後、ZOOMの機能ブレイクアウトセッションにてグループ分けを行います。各ROOMのコーディネーターの進行でディスカッションを行います。

参加対象 SS研会員限定
参加費 無料
参加申し込み [開催済] 

開催趣旨

「異なる専門分野の人たちや,異なる機関の人たちと知的な交流が行える場」の提供は,SS研の魅力の一つです。  今年も,SS研冬イベントの開催に合わせ,BoF(Birds of a Feather)を開催します.BoFは,SS研の活動の中でも,最も「ざっくばらん」に意見交換,そして,交流のできる場の一つです。  日常の活動や,自分の専門分野の学会では顔を合わすことがない人たちとの出会いと会話は,知的好奇心に新たな刺激を与え,視野を広げ,考えを深めてくれます。  「ちょっと覗いてみようか」で参加できるBoFで,SS研の魅力を堪能してください。

プログラム(敬称略)※予告なく変更する場合がございます。予めご了承下さい。

16:30- 開始
16:30-16:35
開催趣旨説明
高木 亮治 (宇宙航空研究開発機構)
16:35-17:00
25分

話題提供(全体)
「大学教育における生成AIの利用と課題を考える」
話題提供者 村上 正行 (大阪大学)プロフィール
 

2023年に入り、生成AIの開発が急速に進み、普及していることから、教育環境分科会でも「生成AIの教育利用を考える」「生成AIを活用した教育実践の現状と課題」の2つのイベントを行いました。本話題提供では、この2つのイベントで話題となった内容や、国内外における動向、私の所属する組織で作成したWebサイト「生成AI教育ガイド」などについて紹介し、BoFでの議論につなげられれば、と思います。

生成AI,教育利用,大学教育,ELSI
17:00-18:00
60分
グループ分け
各ROOMごとにディスカッション

ブレイクアウトセッションにてグループ分けを行います。各ROOMのコーディネーターの進行でディスカッションを行います。

話題提供者

大学教育における生成AIの利用と課題を考える

lecturer
村上 正行 (Murakami Masayuki)
大阪大学 全学教育推進機構 教育学習支援部 (兼)スチューデント・ライフサイクルサポートセンター 副センター長
専門は教育工学、大学教育学。主に、高等教育における教育データ分析、ICTを活用した教育,FDに関する研究に従事.  1997年京都大学総合人間学部卒業 、2002年京都大学大学院情報学研究科知能情報学専攻博士課程指導認定退学。博士(情報学)。京都外国語大学外国語学部講師、マルチメディア教育研究センター講師、准教授、教授を経て、2019年より大阪大学全学教育推進機構教育学習支援部 教授、現在に至る。2022年大阪大学スチューデント・ライフサイクルサポートセンター 副センター長(兼任)。日本教育工学会代議員、教育システム情報学会理事、日本教育メディア学会副会長、大学教育学会理事。

教育環境分科会 2023年度会合 生成AIを活用した教育実践の現状と課題

印刷用ご案内

日時 2023年10月27日(金) 13:40-17:10
開催方法

ハイブリッド開催 集合+オンライン開催(Zoom)

会場

場所:神戸国際会議場
ハイブリッド開催 集合+オンライン配信(ZOOM)
※新型コロナ感染の状況を踏まえ、参加にあたりましては各自でご判断いただきますようお願いします。

参加対象 SS研会員、CS研会員、IS研会員の各機関ご所属の方
参加費 無料
参加申し込み 開催済み
その他 本会合は、2023年度秋イベント(26日:システム技術分科会合同分科会、27日:科学技術計算分科会、教育環境分科会)の一部です。

開催趣旨

生成AIの普及により、さまざまな場面での活用が進んできています。SS研教育環境分科会では、2023年8月に「生成AIの教育利用を考える」というタイトルでSS研教育環境フォーラム2023を開催し、生成AIの仕組みや教育利用における利点、問題点について議論しました。
 本会合では、生成AIの教育利用についてより具体的に考えるために、語学や工学、教職など様々な分野における教育実践をご紹介いただき、今後の展開と課題について議論していきます。

プログラム(敬称略)※予告なく変更する場合がございます。予めご了承下さい。

【公開可能な資料のみ本ページに掲載】

13:30- アクセス開始
[司会] 松葉 龍一 (東京工科大学)
13:40-13:45
開催趣旨説明
村上 正行 (大阪大学)
13:45-14:15
講演 25分
Q&A 5分

講演1
「生成AIは英語教育に何をもたらすのか?
  ―ChatGPT登場のインパクト―」
金丸 敏幸 (京都大学)プロフィール
 

生成AIの登場によって、高等教育は大きな影響を受けることが予想される。これまでのような授業では、学習者の安易なAI利用によって十分な学習効果が得られなくなる可能性もある。とりわけ日本の英語教育は、教師による指導というあり方から、AIを活用できる自律的学習者の育成へと大きな発想の転換が求められる。今回、AIを活用した自律的学習(AI-Assisted Autonomous Learning: AAAL)という考え方を紹介し、学び続けることのできる学習者の育成という新たな教育観について述べる。

生成AI, 英語教育, 協同学習, 自律的学習, AAAL
プレゼン資料(PDF:524KB)
14:15-14:45
講演 25分
Q&A 5分

講演2
「文系大学のデータ教育と生成AI
 ~これからのデータリテラシー教育~」
中鉢 直宏 (高崎商科大学)プロフィール
 

ChatGPTをはじめとする生成AIの登場は、大学をはじめとする教育界への影響は少なくない。教育現場では、どのように向き合い、既存の教育との折り合いをつけて活用させるか思案を重ねている。生成AIの影響は、データサイエンス教育も同様で、ChatGPTのAdvanced Data Analysis機能や新しい生成AIツールの登場により、生成AIは、データ加工から分析方法の選択、データ分析、グラフなどの視覚化まで可能にした。このことはデータリテラシーレベルの教育へのインパクトが大きい。このような様々な環境変化を踏まえ、新しい教育の在り方を考える。

データリテラシー, 生成AI, 一般情報教育, ChatGPT, データサイエンス
プレゼン資料(PDF:1.7MB)
14:45-15:00 休憩(15分)
15:00-15:30
講演 25分
Q&A 5分

講演3 ※リモート講演
「『学修者本位の教育』を実現させるための生成AIを用いた教職支援とは」
森本 康彦 (東京学芸大学)プロフィール
 

学修者本位の教育の実現には、学修者自身が「何を学び、何ができるようになったか」という視点が大切です。学びの主役は学修者であり、生成AIには、学びを主導する学修者に、タイミングよくナイスアシストをしてくれたり、時にはそっと背中を押してくれたり、何気に誘導してくれたりするeパートナーとしての役割を与えることが必要です。そこで、本講演では、教員養成課程において、学修者本位の教育を実現させるための生成AI活用のあり方やその方法について議論します。

 生成AI活用,eポートフォリオ,学習データ,学習支援,学習評価,教員養成
プレゼン資料(PDF:5.9MB)
15:30-16:00
講演 25分
Q&A 5分

講演4
「学習段階に応じた生成AI利用教育提案」
村上 祐子 (立教大学)プロフィール
 

生成AIの社会受容の進展は急速に進むと考えられるが、分野や地域・機関によって変容の在り方は異なると予想される。教育現場でも学習者のニーズによって異なる内容・教育方法が求められることになる。当講演では高等教育における学習段階による学習項目の提案を行う。

生成AI,情報教育, 高等教育, 科学コミュニケーション
16:00-16:15 休憩(15分)
16:15-17:05
50分

パネルディスカッション
「生成AIを活用した教育実践の現状と課題」
ファシリテーター:
 重田 勝介 (北海道大学)
パネリスト:
 金丸 敏幸 (京都大学)
 中鉢 直宏 (高崎商科大学)
 森本 康彦 (東京学芸大学)
 村上 祐子 (立教大学)
17:05-17:10
閉会挨拶
隅谷 洋 (広島大学)

講演者

「生成AIは英語教育に何をもたらすのか?
  ―ChatGPT登場のインパクト―」

lecturer
金丸 敏幸(Kanamaru Toshiyuki)
京都大学 国際高等教育院 准教授
[略歴]
2001年京都大学総合人間学部卒業、2003年京都大学大学院人間・環境学研究科修士課程修了、2006年同博士後期課程単位取得認定退学。京都大学博士(人間・環境学)。専門は理論言語学・自然言語処理・英語教育。京都大学の新入生全員が利用する英語e-Learningシステム「GORILLA」を開発し、その運用に携わる。著書に、『京大・学術語彙データベース基本英単語1110』(研究社:共著)、『TOEFL ITPRテスト 公式テスト問題&学習ガイド』(研究社:共著)などがある。現在、一般社団法人大学英語教育学会(JACET)理事。英語教育とChatGPTに関する講演・メディア掲載として、「ChatGPTが語学(英語)教育に与えるインパクト」/【第63回】大学等におけるオンライン教育とデジタル変革に関するサイバーシンポジウム「教育機関DXシンポ」(2023/3/29 オンライン開催)、「生成AI、英語学習に見直し迫る柔軟な教え方が重要に」(2023/6/6日本経済新聞)他多数。

「文系大学のデータ教育と生成AI
  ~これからのデータリテラシー教育~」

lecturer
中鉢 直宏(Chubachi Naohiro)
高崎商科大学 商学部 講師
[略歴]
2008年9月-2013年8月 青山学院大学 附置情報科学研究センター 助手
2014年5月-2016年3月 島根大学 教育・学生支援機構教学企画IR室 助手
2016年4月-2021年3月 帝京大学 高等教育開発センター 助教・講師
2021年4月-現在 高崎商科大学 商学部経営学科 講師
[研究分野、研究テーマ]
  • 情報教育学(一般情報教育、データリテラシー)
  • 情報システム学
  • 教育工学
[所属学会、受賞歴、著書など]
  • 情報処理学会
  • 情報システム学会
  • 教育工学会

「『学修者本位の教育』を実現させるための生成AIを用いた教職支援とは」

lecturer
森本 康彦(Morimoto Yasuhiko)
東京学芸大学 ICT/情報基盤センター 教授
[略歴]
専門は教育工学。
 学習院大学理学部数学科卒業後、東京学芸大学大学院教育学研究科修了、修士(教育学)。長岡技術科学大学大学院工学研究科博士後期課程修了、博士(工学)。 三菱電機株式会社情報技術総合研究所勤務の後、広島市立牛田中学校教諭(数学)、千葉学芸高等学校教諭(情報)、富士常葉大学准教授を経て、2009年東京学芸大学情報処理センター准教授、2017年同大学教授。2020年から現職。 エンジニアとして、また、中学校、高校教諭としての経験に加え、教育工学の知見を生かしながら、これからの学校教育に欠くことのできない、先進的な研究に従事している。
[研究分野、研究テーマ]
  • eポートフォリオ
  • eラーニング
  • 初等中等教育におけるICTを活用した学びとその評価
  • 教育AI活用
[所属学会、受賞歴、著書など]
  • 日本情報科教育学会 会長
  • 日本教育工学会 理事
  • 教育システム情報学会2018年度および2020年度論文賞を受賞

「学習段階に応じた生成AI利用教育提案」

lecturer
村上 祐子(MURAKAMI, Yuko)
立教大学 大学院人工知能科学研究科・文学部 教授
[プロフィール]
 立教大学大学院人工知能科学研究科教授。Ph.D (philosophy, Indiana U). 国立情報学研究所、東北大学を経て現職。応用哲学会会長、日本哲学会理事、科学基礎論学会理事、日本科学哲学会理事。電気情報通信学会技術と社会・倫理研究会専門委員、IEEE Society on Social Implications of Technology Japan Chapter.
[研究分野、研究テーマ]
  • 情報哲学・情報倫理
  • 道徳推論体系
  • 科学哲学
[所属学会、受賞歴、著書など]
  • 応用哲学会
  • 日本哲学会
  • 日本科学哲学会
  • 科学基礎論学会
  • 情報処理学会
  • IEEE